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title: "プログラマティック広告とは？運用型広告との違いと4つの取引類型"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/6587/"
published: 2025-05-09
updated: 2026-10-20
categories: ["広告"]
publisher: "株式会社一創"
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# プログラマティック広告とは？運用型広告との違いと4つの取引類型

プログラマティック広告とは、デジタル広告枠の売買をシステム間の処理として自動化した取引の総称です。価格を相対で交渉する類型もあり、自動化されているのは交渉の有無ではなく取引の執行です。IABの定義は「デジタル広告在庫の売買の自動化」という一行で、オークションに限った言葉ではありません。ところが日本語の解説では「リアルタイム入札で1インプレッションずつ買う手法」とほぼ同義に扱われ、固定価格の取引や保証型の取引が抜け落ちがちです。ここでは定義の原典、1回の広告表示が決まるまでの処理、IABの4類型、日本と米国の実数、Privacy Sandbox主要技術の廃止方針後のデータ前提までを順に確認します。

## まとめ：プログラマティック広告の要点

- 定義は「デジタル広告在庫の売買の自動化」（IAB）。オークションだけを指す言葉ではなく、固定価格取引や保証型取引も含みます。
- 日本語の「運用型広告」とは同義ではありません。電通の集計では検索連動型広告が運用型に含まれ、固定価格の自動取引は予約型に入ります。2025年のインターネット広告媒体費3兆3,093億円のうち運用型は2兆9,352億円（88.7％）です。
- 取引類型はIABの原典で Automated Guaranteed / Unreserved Fixed Rate / Invitation-Only Auction / Open Auction の4つ。日本で使われるプログラマティック保証型・プリファードディール・PMP・オープンオークションがこれに対応します。
- 米国市場では検索を除くプログラマティック広告売上が2025年に1,624億ドル（前年比20.5％増）に達し、非プログラマティックの180億ドルを大きく上回ります（IAB/PwC）。
- Googleは2025年10月17日にTopicsやProtected Audienceなど主要なPrivacy Sandbox技術の段階的な廃止方針を発表し、Chromeのサードパーティーcookieは選択制のまま残りました。CHIPS・FedCM・Private State Tokensは継続します。「Chromeが一律にcookieを廃止する」という前提の説明は成り立ちません。
- 支出の目減りは英国で実測されています。ISBA/PwCの調査では、媒体社に届いた広告費の割合は同一条件に揃えた2020年の57％から2022年調査で65％へ改善しました。

## プログラマティック広告の定義と「運用型広告」との関係

### IABの定義は「売買の自動化」の一行

米国IABの[Mobile Programmatic Playbook](https://www.iab.com/wp-content/uploads/2015/05/MobileProgrammaticPlaybook.pdf)は、プログラマティックを _Programmatic is the automated buying and selling of digital advertising inventory._（デジタル広告在庫の売買の自動化）と定義しています。ここで自動化されているのは意思決定と執行であって、入札の有無は定義に含まれていません。人が電話とメールで媒体社と価格交渉していた作業を、広告主側のシステムと媒体社側のシステムの通信に置き換えたもの、と読むのが原典に忠実な理解です。

この広さが実務では効きます。「プログラマティック＝RTB」と理解していると、固定価格で枠を押さえる取引や在庫量と価格の両方を保証する取引が視野から外れますが、いずれも同じ配信基盤の上で動く比較対象です。

### 電通の「運用型広告」との集計範囲の違い

日本の記事では運用型広告とプログラマティック広告がしばしば同義語として扱われますが、集計上の定義は一致しません。電通・電通デジタル・CARTA HOLDINGS・セプテーニの4社が2026年3月5日に公表した[「2025年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」](https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0305-011004.html)では、取引手法を運用型・予約型・成果報酬型の3つに分け、運用型広告費を前年比112.5％の2兆9,352億円としています。この運用型には検索連動型広告が含まれます。

同PDFが示す取引手法の定義を読むと、ズレは二方向にあることがわかります。運用型広告は「検索連動型広告、およびデジタル・プラットフォーム（ツール）やアドネットワークを通じて入札方式で取引されるもの」と定義されており、検索連動型を含む一方で入札方式に限られます。予約型広告の側には「非入札方式（固定価格）で取引されるもの」が入るため、固定価格で自動取引されるプリファードディールやプログラマティック保証型は予約型として集計されることになります。なお、このPDFに「プログラマティック」という語は一度も登場しません。

したがって、運用型広告費をそのままプログラマティック広告費として引用すると、検索連動型を足しすぎ、固定価格の自動取引を取りこぼします。英語圏のprogrammaticの統計は逆に検索広告を切り離して集計するため、日本語資料の運用型比率と英語資料のプログラマティック比率を並べて論じても数字は噛み合いません。運用型広告そのものの種類は[運用型広告の種類とは？6タイプと主要プラットフォームを比較して選び方まで解説](/column/details/5570/)で整理しています。

### プログラマティック・バイイングは買い手側から見た呼び名

プログラマティック・バイイング（プログラマティックメディアバイイング）は、同じ仕組みを広告主・広告会社の買い付け業務の側から呼んだ言葉で、指している取引は変わりません。買い付けの業務フローや手数料の話は[メディアバイイングとは？広告枠の買い付け方と予約型・運用型・プログラマティックの違い](/column/details/6792/)で扱っています。

## 1回の広告表示が決まるまでの処理

### SSPからDSPへ渡る入札リクエストの中身

利用者がページを開くと、媒体社側の[SSP](/column/details/5328/)が空いている広告枠の情報（サイト、枠のサイズ、端末、地域、識別子など）を入札リクエストにまとめ、接続先の[アドエクスチェンジ](/column/details/5397/)を通じて広告主側の[DSP](/column/details/5071/)へ配ります。DSPは自社が預かっているキャンペーンの条件と照合し、価値があると判断すれば入札額を返します。落札した広告が返され、枠に配信されます。この入札処理は通常ミリ秒単位で完結しますが、遅延読み込みなどの実装ではページ本体の表示と広告の配信の順序は一致しません。この一連の入札処理が[RTB（リアルタイムビッディング）](/column/details/5275/)です。

ここで扱える情報は端末やブラウザから送られる範囲に限られ、誰に当てるかの精度はDSP側が持つデータと広告主が連携したデータの質で決まります。「アルゴリズムが自動で最適化する」という説明では、何をもとに判断しているかが抜け落ちます。

### ヘッダービディングが解いた順番の問題

かつて媒体社は、複数の需要元を優先順位の階段状に並べて上から順に打診する方式をとっていました。上位の需要元が埋めてしまえば、下位にもっと高く買う買い手がいても機会が回ってきません。ヘッダービディングは、複数のSSPへ同時に打診し、結果を比較してから配信先を決める方式です。実装は2系統あり、ページのヘッダーに置いたスクリプトが端末側で打診するクライアントサイドと、サーバー側でまとめて打診するサーバーサイドがあります。後者の代表的な実装が[Prebid Server](https://docs.prebid.org/prebid-server/overview/prebid-server-overview.html)で、アプリ・AMP・CTV・DOOH・音声も対象にしています。順番ではなく同時比較にすることで、媒体社は埋もれていた高値の需要を拾えるようになりました。これは[アドネットワーク](/column/details/5417/)時代の在庫の売り方からの明確な転換点です。

### Google Ad Managerのファーストプライス移行と適用範囲

入札額のうち実際に支払う額を2番手の入札額＋αとするセカンドプライス方式は、長く業界の標準でした。[Google Ad Managerのヘルプ](https://support.google.com/authorizedbuyers/answer/9726491?hl=en)は _Effective September 25, 2019: Ad Exchange traffic transitioned to a first-price auction model_ と告知し、2019年9月25日付でファーストプライス方式へ移行しています。ただし移行の範囲には注意が必要で、Googleは _our move to a single unified first price auction only impacts display and video inventory sold via Ad Manager._ と明記しており、Google検索やYouTubeなど自社プロパティの広告オークションは対象外でした。方式の違いと入札戦略への影響は[ファーストプライスオークションとは？仕組みと入札戦略・Googleの移行範囲を解説](/column/details/6485/)で詳しく扱っています。

## プログラマティック取引の4類型

IABは[2014年4月23日の用語標準化](https://www.iab.com/news/standardizing-programmatic-terminology-iab/)で、プログラマティック取引を4つに整理しました。日本で流通している呼び名を、本記事ではこの4類型に次のように対応づけて扱います。Automated Guaranteedにはprogrammatic guaranteed・programmatic direct・programmatic premiumといった別称があり、PMPという語もプライベートオークションだけでなく非公開取引全般を指して使われるため、資料ごとに指す範囲を確認してください。並べると、プログラマティックがオークションだけの話ではないことがはっきりします。

| IABの原典名                 | 日本での呼び名           | 在庫の予約 | 価格の決まり方   | 買い手の範囲   |
| ----------------------- | ----------------- | ----- | --------- | -------- |
| Automated Guaranteed    | プログラマティック保証型      | あり    | 相対交渉で固定   | 1社       |
| Unreserved Fixed Rate   | プリファードディール        | なし    | 事前合意の固定価格 | 1社       |
| Invitation-Only Auction | PMP（プライベートオークション） | なし    | 入札        | 招待された複数社 |
| Open Auction            | オープンオークション        | なし    | 入札        | 原則すべて    |

IABはAutomated Guaranteedを _Prices are negotiated between just the two parties of publisher and advertiser, and the space is reserved._ と説明しており、相対交渉と枠の確保を伴う点で、実態は従来の純広告の買い方を自動化したものです。Invitation-Only Auctionは _Publishers offer ad impressions to a select group of preferred advertisers, usually at higher rates_ で、媒体社が透明性と柔軟性の一部と引き換えに統制を得る取引と位置づけられています。

### 類型選択の判断軸：掲載保証の要否と掲載面の管理

判断軸は単価の高低ではなく、その枠を確実に押さえる必要があるかどうかです。発売日が動かせない商品の告知や、特定媒体のトップ面を押さえたい場合、在庫が保証されないオークションでは要件を満たせません。プログラマティック保証型の出番です。逆に、掲載面も掲載量も保証する必要がない配信で保証型を選べば、保証のぶんが単価に上乗せされます。獲得単価で比べてから決めてください。

PMPは、ブランド毀損リスクを抑えつつ入札の効率は残したい場合の中間解です。招待された買い手に限定されるぶん、媒体の素性が確認でき、価格は入札で動きます。PMPの運用実務はPMP（プライベートマーケットプレイス）とは？定義と基本概要にまとめています。

## 日本と米国の市場規模、集計定義の違い

### 日本：媒体費の88.7％が運用型

2025年のインターネット広告媒体費は3兆3,093億円で、取引手法別の内訳は運用型広告2兆9,352億円（88.7％）、予約型広告3,042億円（9.2％、前年比109.1％）、成果報酬型広告699億円（2.1％、前年比96.1％）です。前述のとおり、この発表資料が示すのは取引手法別の内訳であって「プログラマティック取引の比率」ではありません。国内の解説記事で見かける「電通の調査によればインターネット広告媒体費の約◯割がプログラマティック取引」という言い回しは、対応する公表値が資料上に存在しないため、そのまま引用すべきではありません。

### 米国：検索を除くプログラマティックが1,624億ドル

IABとPwCが2026年4月に公表した[2025年通年のレポート](https://www.iab.com/wp-content/uploads/2026/04/IAB%5FPwC%5FInternet%5FAd%5FRevenue%5FReport%5FFull%5FYear%5F2025%5FApril%5F2026.pdf)では、米国のインターネット広告売上全体が2,946億ドル（前年比13.9％増）、そのうち検索を除くプログラマティック広告売上が _Programmatic advertising revenues reached $162.4 billion in 2025, growing $27.6 billion (20.5% YoY growth_ と記載されています。同じ集計軸の非プログラマティック（検索を除く）は180億ドルで前年比13.9％減です。つまり検索以外の在庫取引では、金額の9割がすでに自動化された取引に移っています。

なお、このレポートは米国市場のみを対象としており、世界市場の数値としては使えません。世界全体については方法論を公開した一次統計が見当たらないため、「世界で5,000億ドル規模」といった数字を引くときは出典の調査範囲と定義を確認してください。

## 2025年のChrome方針転換とターゲティングの前提

### Privacy Sandbox主要技術の廃止方針とサードパーティーcookieの存続

Googleは2025年4月22日に _we've made the decision to maintain our current approach to offering users third-party cookie choice in Chrome, and will not be rolling out a new standalone prompt_ と表明し、Chromeでのサードパーティーcookieを従来どおり利用者の選択に委ねる方針を確定しました。さらに[2025年10月17日の告知](https://privacysandbox.google.com/blog/update-on-plans-for-privacy-sandbox-technologies)では _we've decided to retire the following Privacy Sandbox technologies: Attribution Reporting API (Chrome and Android), IP Protection, On-Device Personalization, Private Aggregation_ として、Topics、Protected Audience、Related Website Sets、SelectURL、SDK Runtimeなどの廃止方針が示されました。廃止はChromeとAndroidの手続きに沿って段階的に進むとされており、同日付で実施されたわけではありません。同じ告知でCHIPS、FedCM、Private State Tokensについてはサポートを継続すると明記されています。

実務への含意は二つあります。第一に、Chromeのサードパーティーcookieを前提にした配信・計測は当面動き続けます。第二に、Topics（興味関心の推定）やProtected Audience（リマーケティング）、Attribution Reporting（効果計測）といった広告用途のAPIへ移る計画は前提を失いました。一方でCHIPSやFedCMは継続するため、cookieの分割保存やログイン連携の実装は無駄になりません。Chromeが一律にcookieを廃止するという前提で投資計画を組んでいた場合は、置き直しが要ります。cookie規制の現在地は[サードパーティCookie廃止の現在地と企業がとるべき対策【2026年最新】](/column/details/3142/)で追っています。

### ファーストパーティデータへの寄せ方

広告用途の主要APIが廃止方針になっても、Safariのトラッキング防止、iOSのアプリ追跡の許諾、各国の同意規制は残ります。ブラウザやOSごとに制約が違う状態は続くと見るのが妥当です。会員情報、購買履歴、サイト内の行動、アンケートで得た申告データについては、利用目的の告知、取得時の同意の取り方、どの配信先へ渡すかの3点を整理しておくと、規制や仕様の変更があっても連携の可否を都度判断できます。申告データの扱いは[ゼロパーティデータとは？ファーストパーティとの違いと集め方・マーケでの使い方を解説](/column/details/13593/)で整理しています。

## 支出が目減りする構造と出稿を見送る判断基準

### 媒体社に届く割合：同一条件で57％から65％へ

ISBAとPwCが2020年に公表した英国の調査は、_publishers receive on average 51% of advertiser spend_、つまり広告主が支出した金額のうち媒体社が受け取るのは平均51％だと報告しました。帰属先を特定できない unknown delta は _The unknown delta averaged 15% of advertiser spend, ranging from 0% to 86%_ と、平均15％・最大86％の幅がありました。2022年に実施された[第2回調査](https://www.isba.org.uk/system/files/media/documents/2023-01/ISBA%20%20PwC%20programmatic%20supply%20chain%20study%20II%20%28summary%29-%2018%20January%202023.pdf)では媒体社取り分が65％へ改善しています。ただし数字をそのまま並べることはできません。第2回調査は広告会社手数料・検証ツール・アドサービングを費用に含めないため、同調査は _our 2020 results must be restated as follows: unknown delta 15% restated to 17%; publisher net revenues 51% restated to 57%_ と注記しています。同一条件で見た変化は57％から65％、unknown deltaは17％から3％（PMPに限れば1％未満）です。取引相手を限定すると経路が追えるようになることを示す数字です。手数料の内訳の詳細は[メディアバイイングとは？広告枠の買い付け方と予約型・運用型・プログラマティックの違い](/column/details/6792/)で扱っています。

### 広告のために作られたサイトと無効トラフィック

米国ANAの2023年の調査は _Only 36 cents of every dollar that enters a demand-side platform (DSP) effectively reaches the consumer_、DSPに入った1ドルのうち実際に消費者へ届くのは36セントだと報告しました。同調査では、広告収益のためだけに量産されたMFA（Made For Advertising）サイトが _MFA websites comprised a startling 21 percent of study impressions and 15 percent of ad spend._ とインプレッションの21％・支出の15％を占めていました。ANAが2026年5月27日に公表した調査参加者ベースのベンチマークでは、Q1 2026のTrueAdSpend Indexが43.3％へ回復しました。ANAはこの回復について _driven primarily by improvements in delivery quality, particularly viewability, rather than transaction cost reductions_ と、取引コストの削減ではなく配信品質、とりわけビューアビリティの改善によるものだと説明しています。MFAへの露出は逆に _MFA exposure increased to 1.1 percent in Q1 2026 after remaining between 0.4 and 0.6 percent throughout 2025_ と、2025年の0.4〜0.6％から1.1％へ上昇しており、AIで量産された低品質なページが新たな類型として挙がっています。いずれも市場全体の悉皆値ではなく、調査に参加した広告主の実績値である点に注意してください。

詐欺的なトラフィックの手口と対策は[アドフラウドとは？手口の分類と2025年の被害規模・広告主が取る対策](/column/details/5419/)、掲載面の安全性はブランドセーフティーとは何か？広告掲載における基本的な概念の解説で扱っています。

### 買い手が確認する3つの仕様

経路の確認には業界仕様があります。ads.txt（現行版1.1）は、媒体社が自社在庫の販売を許可した事業者をドメイン直下のテキストファイルで公開宣言する仕組みです。sellers.json（現行版1.0）は、その販売者が直接の売り手なのか仲介者なのかを買い手側から確認できるようにします。OpenRTBの[SupplyChain Object](https://github.com/InteractiveAdvertisingBureau/openrtb/blob/main/supplychainobject.md)（schain、現行版1.0）は、その入札リクエストの在庫について支払いの流れに関わる事業者を、入札リクエスト自体に順番付きで記録します。経路の全体を記録できているかは complete フラグで示され、不完全な経路の記録も仕様上は許容されるため、値が1かどうかの確認が要ります。3つは「誰から買っているか」を媒体社側・販売者側・リクエスト単位の3方向から照合する組み合わせで、どれか1つでは経路を追い切れません。測定と検証の枠組みはアドベリフィケーションとは？3要素の役割と業界認証がカバーする範囲にまとめています。

### オープンオークションを見送る判断基準

オープンオークションでの配信を見送るかどうかは、次の3点で判断できます。第一に、除外リストの整備、配信面レポートの点検、クリエイティブの出し分けにかかる運用工数を確保できるか。この工数は出稿額に比例しないため、出稿額が小さいほど負担の比率が上がります。第二に、掲載面の事前確認が必須かどうか。金融や医療のように掲載先を審査したい場合、オープンな在庫では事前に掲載先を確定できないため、掲載先を合意できるPMPや保証型のほうが要件に合います。第三に、狙う対象が数百社規模の法人リストのように限られる場合は、到達人数・保有リストの照合率・商談1件あたりの獲得単価を試算し、入札で当てる方法と直接の接触手段を比べてから決めます。

## ディスプレイ以外へ広がる配信先

自動取引の対象はウェブとアプリのバナーにとどまりません。IAB/PwCが2025年の成長を牽引した領域として挙げるデジタル動画（前年比25.4％増）には、テレビ受像機で視聴するCTVが含まれます。CTVはテレビの視聴環境ですが、広告枠の買い方は複数あり、配信事業者から直接買う形とDSPを通じたプログラマティック取引が併存します。視聴環境（CTV）と取引方式（プログラマティック）は別の軸として分けて考えてください。仕組みは[コネクテッドTV（CTV）とは？仕組み・普及率・広告活用をわかりやすく解説](/column/details/5886/)で解説しています。

屋外のデジタルサイネージを自動取引で買うプログラマティックDOOHも実装が進みました。個人の識別子ではなく時間帯・天候・推定人流といった文脈データで配信条件を切り替えるため、個人データに依存しない自動取引の実例になっています。媒体としての性格は[DOOHとは何か？基本概念と定義を詳しく解説](/column/details/5184/)を参照してください。デジタル音声広告も同じ取引基盤に載っており、プログラマティックは「バナーの買い方」から「デジタル化された広告枠全般の買い方」へ範囲を広げています。

## よくある質問

### プログラマティック広告とRTBは同じものですか？

同じではありません。RTBはプログラマティック取引のうち入札で価格を決める方式の実装です。IABの4類型のうちオープンオークションとPMPがRTBで動き、プログラマティック保証型とプリファードディールは事前に決めた固定価格で取引されます。プログラマティックのほうが広い概念です。

### 運用型広告とプログラマティック広告は同義ですか？

集計上は同義ではありません。電通の「日本の広告費」における運用型広告には検索連動型広告が含まれますが、英語圏のprogrammaticの統計は検索を除いて集計するのが通例です。比率を比べるときは、どちらの定義かを確認してください。

### サードパーティーcookieが廃止されると配信できなくなりますか？

2026年9月時点で、Chromeのサードパーティーcookieは利用者の選択に委ねる方式のまま残っており、「Chromeが一律に廃止する」という前提は成立していません。ただしSafariは既定で遮断しており、利用者が自分でブロックする場合もあります。Chrome以外の環境では、従来どおりcookieに依存しない計測・配信の備えが要ります。

### プログラマティック広告の費用はどのように決まりますか？

オープンオークションとPMPでは入札で決まり、現在はファーストプライス方式が主流のため入札額がほぼそのまま費用になります。プリファードディールとプログラマティック保証型は事前合意の固定価格です。加えてDSPの利用手数料や第三者計測の費用がかかるため、媒体社に届く割合は支出全体の一部になります。

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出典: [プログラマティック広告とは？運用型広告との違いと4つの取引類型](<https://www.issoh.co.jp/column/details/6587/>)（株式会社一創）
