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title: "セカンドプライスオークション（第二価格オークション）とは？仕組みとメリット・デメリット、第一価格との違い"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/6104/"
published: 2025-03-31
updated: 2026-11-04
categories: ["ビジネス理論・用語"]
publisher: "株式会社一創"
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# セカンドプライスオークション（第二価格オークション）とは？仕組みとメリット・デメリット、第一価格との違い

セカンドプライスオークション（第二価格オークション）とは、最も高い金額を入札した人が落札し、支払額は「2番目に高い入札額」になる封印入札方式です。第二価格封印入札やヴィックリーオークションとも呼ばれ、各自の評価額が他人の情報に左右されない財を談合などの操作なしに売る場合、自分の評価額をそのまま入札するのが最適な戦略になります。この記事では仕組みを数値例で追い、売り手と買い手それぞれのメリット・デメリット、ファーストプライスとの違い、日本国債の入札方式での位置づけ、ネット広告とヤフオクでの実際の扱いまでを、公的資料と各社の公式ヘルプに当たって整理します。

## まとめ：セカンドプライスオークションの仕組みとメリット・デメリットの要点

- **仕組み**：最高額の入札者が落札し、支払うのは2番目に高い入札額です。第二価格封印入札・ヴィックリーオークション・次点価格オークションは同じものを指します。
- **最大のメリット**：自分の評価額をそのまま入札するのが支配戦略になり、相手の出方を読む必要がありません。結果として、最も高く評価する人に財が渡ります。
- **デメリット**：支払額を他人の札が決めるため、入札者の談合や売り手の偽入札（シル入札）に弱く、落札者から見て支払額の根拠が検証しにくい方式です。
- **日本国債・公共調達では使われていません**：国債はコンベンショナル方式とダッチ方式の使い分け、国の契約は会計法で最低価格の申込者と契約する第一価格が原則です。
- **ネット広告では主役を降りました**：Googleアドマネージャーは2019年に統合第一価格オークションへ移行済みです。検索広告は別枠で、実際のクリック単価には広告ランクの下限値や競合状況も影響します。
- **ヤフオク・eBayの自動入札は似て非なるもの**：入札が時間とともに公開されるため、封印型の第二価格入札とは別の方式です。

## セカンドプライスオークションの定義と、耐戦略性という核心

セカンドプライスオークションは、参加者が互いの札を見ないまま一斉に入札額を提出し（封印入札）、最高額を入れた人が落札するオークションです。第一価格入札方式と違うのは支払額だけで、落札者は自分の入札額ではなく、2番目に高かった入札額を支払います。

### 4社が入札する数値例：落札はA社、支払額は次点の100円

財務省財務総合政策研究所のディスカッションペーパー[「日本国債入門」（PRI Discussion Paper No.20A-06、石田良・服部孝洋、2020年6月）](https://www.mof.go.jp/pri/research/discussion%5Fpaper/ron325.pdf)が使っている例を借ります。内容は執筆者の個人的見解で、財務省の公式見解ではないと表紙に明記されています。4社が入札し、それぞれの評価額（その財に払ってもよいと考える上限）が次のとおりだとします。

| 入札者 | 評価額  | 入札額  | 結果          |
| --- | ---- | ---- | ----------- |
| A社  | 101円 | 101円 | 落札。支払額は100円 |
| B社  | 100円 | 100円 | 次点。支払額を決める側 |
| C社  | 99円  | 99円  | 落札できず       |
| D社  | 98円  | 98円  | 落札できず       |

落札したA社の支払額は自分の101円ではなくB社の100円で、差額の1円がA社の利得です。A社が101円と入れても102円と入れても、支払額は100円のまま変わりません。入札額は「勝つかどうか」だけを決め、「いくら払うか」は決めないのです。

### 評価額どおりの入札が支配戦略になる理由：上振れと下振れの損得

この性質を耐戦略性といい、同ペーパーは「入札者が自分の評価額をそのまま応札することが最適な戦略となる性質」と定義しています。評価額からずらしたときに何が起きるかを両側から見ると理由が分かります。

評価額より高く入れて追加で勝てるのは、2番目の入札額が自分の評価額を上回っているときだけです。そこで落札すると評価額より高い金額を払うことになり、損をします。評価額より低く入れても、落札できる場合の支払額は変わりません。支払額は他人の札で決まるからです。変わるのは落札できる確率だけで、落札できなくなれば支払いはゼロになる代わりに、得られたはずの利得を失います。どちらにずらしても得をする場面が無いので、他社が何を入れてくるかに関係なく、評価額どおりの入札が最善になります。この「相手の戦略によらず最善」という性質がゲーム理論でいう支配戦略で、ナッシュ均衡との違いは[ゲーム理論とは？囚人のジレンマとナッシュ均衡を利得表でわかりやすく解説](/column/details/5832/)で整理しています。

### 第二価格オークションの配分効率性とVCGメカニズム

全員が評価額どおりに入札すると、最高額の入札者＝最も高く評価している人が落札します。財が最も価値を生む人の手に渡るこの性質を、経済学では配分の効率性と呼びます。第一価格では各自が評価額から下げた額を入れるため、下げ幅の読み違いによって評価額の低い人が勝つことがあり、効率性は保証されません。

加えて、評価額どおりに入札した人が損をすることはありません。落札しても支払額は自分の評価額以下で、落札できなければ支払いはゼロです（参加して損をしないこの性質を個人合理性といいます）。この考え方を複数の財に広げたのがVCGメカニズム（ヴィックリー・クラーク・グローヴス機構）で、「自分が参加したことで他の参加者が失った価値」を支払額にします。財が1つなら、落札者がいなければ次点が得ていた価値＝2番目の評価額が支払額になり、セカンドプライスオークションと一致します。

## セカンドプライスオークションのメリット・デメリット：売り手と買い手の比較

メリットとデメリットは、売り手と買い手のどちらの立場かで入れ替わります。売り手の期待収入は一定の条件下では第一価格と同じで（後述の収入同値定理）、差が出るのは条件が崩れたときです。

| 立場  | メリット                 | デメリット                 |
| --- | -------------------- | --------------------- |
| 買い手 | 相手の出方を読まずに済む         | 支払額の根拠を検証しにくい         |
| 買い手 | 勝っても評価額を超えて払わない      | シル入札で支払額をつり上げられる      |
| 売り手 | 入札が評価額に近づき情報が集まる     | 同じ入札額なら最高額との差額は受け取れない |
| 売り手 | 一定の条件下で第一価格より期待収入が高い | 入札者の談合で価格が崩れやすい       |

### 売り手が第二価格を選ぶべき条件と、避けるべき条件

第二価格が向くのは、入札者が運営を信頼でき、複数の独立した入札者による競争が見込める場面です。私的価値の財なら入札者は駆け引きをやめて評価額を出してくるので、誰がいくらまで払いたいかという情報が入札から得られます。価値の見立てが割れる共通価値の財では、第二価格のほうが勝者の呪いを恐れた買い控えが起きにくく、売り手の期待収入が高くなりやすいと前掲のペーパーは説明しています（後述）。

逆に、売り手が支払額を操作できる立場にある（あるいはそう疑われる）場面では、第二価格は避けるべきです。落札後も次点の札が開示されず、第三者による検証もない運営では、落札者は支払額の根拠を確かめられません。入札者が少なく顔見知りどうしの場合も、談合で全員が低く入れれば支払額が一気に下がるため不向きです。

### 最低落札価格（留保価格）を置いたときの支払額

第二価格オークションでは、売り手が最低落札価格（留保価格）を設定する場合があります。最高額の入札が最低落札価格に届かなければ売れず、届いた場合の支払額は「2番目に高い入札額」と「最低落札価格」の高い方になります。先の例で最低落札価格を100.5円にすると、A社の支払額は100円ではなく100.5円です。入札者が1社だけのときは最低落札価格がそのまま支払額になるので、参加者が少ない市場ほど最低落札価格の決め方が売り手の収入を左右します。

留保価格が売り手の収入を左右することは理論でも裏づけられています。マイヤーソンの1981年の論文「Optimal Auction Design」は、入札者がリスク中立で、私的評価額が同一の正則な分布から独立に得られる条件の下では、売り手の期待収入を最大にするオークションが「売り手自身が一定額の札を入れたうえで、最高入札者に2番目に高い価格で売る」修正ヴィックリーオークションになることを示しました。同論文は、この最適なオークションでは売り手が売却を見送る場合があり、事後的に効率的とは限らないとも述べています。収入を上げる留保価格は、先に見た効率性と引き換えです。

## ファーストプライスとの違い：支払額・最適戦略・下げ幅の計算

ファーストプライスオークション（第一価格入札方式）では、落札者は自分が入れた金額をそのまま支払います。方式の詳細は[ファーストプライスオークションとは？仕組みと入札戦略・Googleの移行範囲を解説](/column/details/6485/)で扱っているため、ここでは第二価格との差分に絞ります。

### 入札者の負担の差：下げ幅計算の要否

| 比較軸     | 第一価格（ファーストプライス） | 第二価格（セカンドプライス） |
| ------- | --------------- | -------------- |
| 落札者の支払額 | 自分の入札額          | 2番目に高い入札額      |
| 最適な入札額  | 評価額より下げる        | 評価額そのまま        |
| 下げ幅の計算  | 参加人数や下限価格に依存    | 不要             |
| 支払額の検証  | 自分の札なので明確       | 次点の札が見えない      |

第一価格では「いくら下げるか」を自分で計算しなければなりません。前掲のペーパーの設定（4人の評価額が97〜102円の独立な一様分布に従い、全員が期待利得を最大化する同じ均衡戦略を採る場合）では、評価額101円のA社の最適な入札額は100円で、参加人数が変われば最適な下げ幅も変わります。第二価格ではこの計算が丸ごと不要です。

### 収入同値定理：売り手の期待収入が方式で変わらない条件

売り手にとってどちらが有利かという問いへの答えは、「一定の条件下では同じ」です。これを収入同値定理（Revenue Equivalence Theorem、Myerson 1981／Riley and Samuelson 1981）といい、期待支払い同値定理・収益等価定理とも呼ばれます。先の例でも、第一価格ならA社が100円で落札し、第二価格でもA社が100円を支払うので、売り手の収入は100円で一致します。ただし定理が保証するのは期待収入の一致で、個々の入札で必ず同額になるわけではありません。

同ペーパーが挙げる成立条件は、入札者がリスク中立的であること、共通した分布関数から互いに独立に私的価値を得ること、最も高い私的価値を持つ者が落札し最も低い私的価値を持つ者の期待利得はゼロであること、の3点です。最も強い前提は「互いに独立に私的価値」の部分だと同ペーパーは指摘しており、転売が前提となる国債の入札ではこの条件が満たされているとは考え難いとしています。

## オークション方式の分類と、日本国債の入札方式での位置づけ

### 公開か封印か・支払額は自分か次点か：主要6方式の整理

| 方式               | 札の公開    | 進行            | 落札者の支払額        |
| ---------------- | ------- | ------------- | -------------- |
| イングリッシュ（競り上げ）    | 公開      | 価格を上げていく      | 最後に残った提示額      |
| ダッチ・オークション（競り下げ） | 公開      | 価格を下げていく      | 最初に手を挙げた価格     |
| 第一価格封印入札         | 封印      | 一斉提出          | 自分の入札額         |
| 第二価格封印入札         | 封印      | 一斉提出          | 2番目の入札額        |
| オールペイオークション      | 封印      | 一斉提出          | 落札できなくても全員が支払う |
| ダブルオークション        | 公開型・封印型 | 売り手と買い手が同時に提示 | 需給が一致した価格      |

セカンドプライスは表の4行目、「封印」かつ「2番目の価格」の組み合わせです。第二価格封印入札は、入札途中の札を互いに見せない点で、現在価格を公開しながら進むネットオークションと異なります。「ダッチ」は上表の競り下げ方式を指す場合と、国債で使われる均一価格方式を指す場合があり、以降の「ダッチ方式」は後者です。

### 日本国債の入札方式：40年債・物価連動国債はダッチ方式

公的な入札でセカンドプライスが使われている、という説明を見かけますが、日本国債には当てはまりません。財務省理財局[「債務管理リポート2026」](https://www.mof.go.jp/jgbs/publication/debt%5Fmanagement%5Freport/2026/index.html)は、国債の種類によって「各落札者が自ら入札した価格（又は利回り）が発行条件となるコンベンショナル方式」と「各落札者の入札価格（又は利回り）にかかわらず均一の発行条件（募入最低価格／募入最高利回り）となるダッチ方式」を使い分けていると記載しています。2026年時点の内訳は次のとおりです。

| 銘柄                      | 入札方式              |
| ----------------------- | ----------------- |
| 2年・5年・10年・20年・30年債、短期国債 | 価格競争入札・コンベンショナル方式 |
| 40年債                    | 利回り競争入札・ダッチ方式     |
| 物価連動国債                  | 価格競争入札・ダッチ方式      |
| クライメート・トランジション利付国債      | 利回り競争入札・ダッチ方式     |

日本銀行金融研究所の論文（上田晃三「オークションの理論と実際：金融市場への応用」金融研究第29巻第1号）は、これらをキーワード欄で「単一価格（ダッチ）方式、複数価格（コンベンショナル）方式」と表記しています。市場実務ではシングルプライス方式・マルチプライス方式とも呼ばれますが、どちらも第二価格ではありません。入札に参加できるのは「国債の発行等に関する省令」第5条第2項で定められた者で、同リポートによれば令和8年4月1日時点で220社です。

### ダッチ方式＝第二価格という誤解と、耐戦略性が崩れる理由

複数単位のオークションで「自分の入札額より低い価格で買える」形になるため、ダッチ方式を第二価格方式と同一視した説明が流通しています。前掲のペーパーは、1991年にミルトン・フリードマンとマートン・ミラーが次点価格オークションは耐戦略性を満たすとして方式変更を勧めたことに触れたうえで、坂井（2013）を引き、次点価格オークション（ダッチ・オークション）は理論的に耐戦略性を満たさないため「おそらく誤解があった」と指摘しています。

複数単位を落札する入札者は、自分の札が自分の支払価格を決める側に回るため、評価額どおりの応札が支配戦略でなくなります。複数財で耐戦略性を保ちたいときに使うのが、先に触れたVCGメカニズムです。

## オークション理論の系譜：1996年と2020年のノーベル経済学賞

### ヴィックリーの1961年論文と1996年の受賞理由

この方式を定式化したのは経済学者ウィリアム・ヴィックリーです。論文はThe Journal of Finance第16巻第1号（1961年3月）8〜37ページの「Counterspeculation, Auctions, and Competitive Sealed Tenders」で、ヴィックリーオークションという呼称はここに由来します。ヴィックリーは[1996年のノーベル経済学賞](https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/1996/summary/)をジェームズ・マーリーズと共同で受賞しましたが、受賞理由は非対称情報下のインセンティブの経済理論への貢献です。[受賞発表](https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/1996/press-release/)は、ヴィックリーの研究の中核の1つとして各種オークションの性質と効率的な設計を挙げ、国債や電波免許のオークションへの応用にも触れています。

### 2020年のミルグロム・ウィルソン受賞と周波数オークション

オークション研究そのものが受賞理由に掲げられたのは[2020年のノーベル経済学賞](https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/2020/summary/)です。ポール・ミルグロムとロバート・ウィルソンが「オークション理論の改良と新しいオークション方式の発明」で受賞しました。ノーベル賞公式サイトの[一般向け解説](https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/2020/popular-information/)によれば、ヴィックリーが扱ったのは入札者の評価が互いに独立した私的価値の場合で、ウィルソンはこれに対し、全員にとって価値が同じでその値が不確かな共通価値のオークションを分析する枠組みを最初に作りました。ミルグロムは私的価値と共通価値が混ざる一般的な場合を扱い、価格が上がるにつれ他の入札者が降りる様子から情報が得られるイングリッシュ方式は、勝者の呪いに強いことを示しています。

2人はプレストン・マカフィーとともに、この理論を複数の電波帯域を同時に売る同時複数ラウンドオークション（SMRA）の設計に使いました。同解説によれば、米連邦通信委員会（FCC）が1994年7月に初めてSMRAを使ったときは、47ラウンドで10免許を総額6億1,700万ドルで売却しています。共通価値の要素が強い財では、封印入札を1回で終える第二価格方式より、価格を見せながら複数回入札させる方式が選ばれたことになります。

## ネット広告における第二価格から第一価格への移行

ディスプレイ広告のリアルタイム入札は、長く第二価格が標準でした。

### 2019年のアドマネージャー統合第一価格オークション移行

Googleは[2019年3月6日の公式ブログ](https://blog.google/products/admanager/simplifying-programmatic-first-price-auctions-google-ad-manager/)で、今後数か月のうちにアドマネージャーの在庫を統合第一価格オークションへ移行させ、年内に完了する見込みだと発表しました。[同年5月10日の続報](https://blog.google/products/admanager/update-first-price-auctions-google-ad-manager/)によれば、移行後のアドマネージャーは、予約型キャンペーンの価格と、リアルタイム入札パートナーやヘッダービディングを含む非保証の仕入れ先の価格とを、単一のオークションで比較します。移行前は認定バイヤーとの第二価格のリアルタイム入札が先に走り、その落札価格を予約型などと比べる多段構造でした。入札の流れは[RTB（リアルタイムビッディング）とは？意味・仕組み・入札の流れと市場規模を解説](/column/details/5275/)、広告在庫の売買構造は[アドエクスチェンジとは？仕組み・アドネットワーク/SSP/DSPとの違いとGoogle AdXの現在地【2026年】](/column/details/5397/)、取引類型の全体像は[プログラマティック広告とは？運用型広告との違いと4つの取引類型](/column/details/6587/)で扱っています。

[アド マネージャーのヘルプ](https://support.google.com/admanager/answer/13527202?hl=ja)はいまも、各広告ソースの候補となる広告が広告サーバーの「統一ファーストプライス オークション」で競合すると説明しています。

### First LookとLast Look：米国アドテク訴訟で認定された取引所の優遇

広告取引では、第二価格という支払ルールとは別に、特定の取引所だけが競合の入札を先に見られる運営上の問題がありました。米司法省がGoogleを訴えたアドテク訴訟で、バージニア州東部地区連邦地裁は[2025年4月17日の判決](https://www.justice.gov/atr/media/1412561/dl?inline=)で次の事実を認定しています。Googleは自社の広告サーバー（DFP）を使う媒体に、他の取引所より先にAdXへ落札機会を与える「First Look」を課していました。さらに「Last Look」によって、AdXは他の取引所の入札を見たうえで「1セントだけ上回る」入札ができ、競合の札を知らずに競う場合に比べて媒体の収益を減らしていました。Googleは2019年にLast Lookを廃止しましたが、同時に、AdXに他の取引所より高い最低価格を設定することを禁じる統一価格ルール（Unified Pricing Rules）を導入したと判決は認定しています。[司法省の2026年9月16日の発表](https://www.justice.gov/opa/pr/department-justice-again-wins-substantial-relief-against-google)によれば、同地裁は救済措置を命じ、Googleは最終判決の期間である6年間、監督者と技術委員会の監視下に置かれます。

理論上の第二価格は全員が同じ条件で一斉に札を出すことが前提で、他人の札を先に見られる参加者がいれば耐戦略性の保証は崩れます。Googleは2019年3月6日の公式ブログで、統合第一価格への移行の目的を、複雑さを減らして公正で透明な市場を作るためと説明し、買い手の入札額がオークションの前に他の買い手へ共有されることはないとも明記しています。

### 検索広告の課金条件：広告ランクの下限値と競合状況

2019年の第一価格移行はアドマネージャーのディスプレイ／動画在庫が対象で、Google検索、検索向けAdSense、YouTubeなど他のGoogleサービスの広告オークションには影響しないと、3月6日の公式ブログが明記しています。

[Google広告ヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/6297?hl=ja)はいまも実際のクリック単価について「広告ランクの下限値を満たし、かつ掲載順位が 1 つ下の競合相手の広告ランクを上回るために最低限必要な金額のみが請求される」と説明しています。自分の上限クリック単価ではなく、下の順位に勝つのに必要な額を払う点は第二価格に似ています。ただし同ヘルプは、実際のクリック単価が「広告ランクが 1 つ下の入札だけでなく、下位すべての入札に影響される」こと、掲載順位を争う競合がいない場合は予約料金のみを支払うことも明記しています。また、基準は入札額ではなく広告ランクで、広告ランクには広告とランディングページの品質や推定クリック率が入ります。「次点の入札額を払う」のではなく「次点の広告ランクを超えるのに必要な額を払う」方式なので、品質の高い広告は同じ掲載順位をより安く買えます。検索広告の課金と運用の全体は[リスティング広告とは？仕組み・費用・運用の始め方と外注判断を解説](/column/details/13009/)で解説しています。なお品質スコアは、[Google広告ヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/6167118?hl=ja)が「広告オークションにおける評価材料にはなっていません。あくまで診断ツールとして」使うものだと明記している指標で、オークションのたびに算出される広告ランクとは別物です。

## ヤフオク・eBayの自動入札と、封印型第二価格との相違

ネットオークションの自動入札（プロキシ入札）は、挙動こそ第二価格に似ていますが同じではありません。なお「ヤフオク!」は[2023年11月1日に「Yahoo!オークション」へ名称を変えています](https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/000937/)。

### 自動入札の仕組みと、eBayの価格帯別入札単位

[Yahoo!オークションのご利用ガイド](https://auctions.yahoo.co.jp/guide/guide/bid02.html)は、最高入札額に予算を入力すると「あなたが入力した予算以内でシステムが自動的に入札（自動入札）を行います。システムが自動的にほかの入札者と競って再入札し、入力された金額内で一番安く購入できます」と説明しています。eBayのヘルプも同様に「自動入札では、他の入札者が入札すると、それより少し高い額で入札が行われます。このときに引き上げる額を入札単位といいます」としています。

落札価格は「2番目に高い最高入札額」そのものではなく、原則としてそこに1入札単位を足した額になります。[eBay（米国サイト）のヘルプ](https://www.ebay.com/help/buying/auctions-bidding/automatic-bidding?id=4014)が公開している入札単位は価格帯で変わります。

| 現在価格              | 入札単位    |
| ----------------- | ------- |
| $0.01〜$0.99       | $0.05   |
| $1.00〜$4.99       | $0.25   |
| $5.00〜$24.99      | $0.50   |
| $25.00〜$99.99     | $1.00   |
| $100.00〜$249.99   | $2.50   |
| $250.00〜$499.99   | $5.00   |
| $500.00〜$999.99   | $10.00  |
| $1000.00〜$2499.99 | $25.00  |
| $2500.00〜$4999.99 | $50.00  |
| $5000.00以上        | $100.00 |

eBayは「入札単位が上記よりも小さくなる場合があります」とも注記しており、2人の上限額の差が1入札単位に満たないときは、落札価格が勝者の上限額止まりになります。

### 付け値が時間とともに公開される点：封印型との相違

前掲のペーパーは、eBayをこの方式の例に挙げたうえで、脚注で「参加者の付け値が、時間が経つにつれて明らかになるところが、通常の封印型の第二価格入札方式と異なります」と注記しています。現在価格が刻々と見えるため、他人の上限を探る試し入札ができ、終了直前に上限を投入するスナイピングも成立します。オークション理論の分類でいえば、ヤフオクやeBayは第二価格封印入札ではなく、代理人が自動で応札するイングリッシュオークションです。

## 耐戦略性の成立条件と、日本の公共調達制度との相違

### 共謀とシル入札への脆弱性：支払額を他人の札が決める副作用

前掲のペーパーも、耐戦略性の説明に「共謀がある場合などはこの理論が破綻することがあります」と注を付けています。第二価格では支払額が他人の札で決まるため、入札者同士が示し合わせて全員が低く入れれば、落札価格を一気に押し下げられます。逆向きの問題がシル入札で、売り手が偽の入札者として2番手を演じれば、落札者の上限額のすぐ下まで支払額をつり上げられます。第一価格ではこの操作は落札者の支払額に効きません。

### 共通価値と勝者の呪い：私的価値の前提が崩れるケース

耐戦略性は、各自の評価額が他人の持つ情報に左右されない「私的価値」が前提です。全員にとって価値が同じでその真の値が誰にも分からない「共通価値」の状況では、財の価値を過大に見積もった人ほど落札しやすくなり、支払額が真の価値を上回る「勝者の呪い」が起こりえます。同ペーパーは、第一価格では自分の評価額しか落札額に関わらないのに対し、第二価格では二番手の評価額も落札額に反映されるため勝者の呪いの恐れが少なく、強気の応札が可能になり、売り手の期待収入は第二価格の方が高くなると説明しています。ただし、この収入比較はリスク中立などを置いたモデル上の結果です。中古車や広告インプレッションでも、評価が分かれるという理由だけでは、どちらの方式の収入が高いかは判断できません。

### 日本の公共調達は第一価格：会計法第二十九条の六の規定

公共調達でセカンドプライスが標準になっている、という説明も日本の国の契約には当てはまりません。[会計法（昭和二十二年法律第三十五号）](https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000035)第二十九条の六第1項は「契約担当官等は、競争に付する場合においては、政令の定めるところにより、契約の目的に応じ、予定価格の制限の範囲内で最高又は最低の価格をもつて申込みをした者を契約の相手方とするものとする」と定めています。原則として、最低価格で申し込んだ者がその価格で契約相手になります。同項ただし書に履行の懸念がある場合の例外、第2項に総合評価落札方式の例外がありますが、どちらも2番目の価格を支払う規定ではありません。価格以外の要素で落札者を決める仕組みは[総合評価落札方式とは？情報システム調達の加算方式と技術点の取り方を解説](/column/details/18798/)で扱っています。

## よくある質問

### セカンドプライスオークションとは何ですか？

最高額を入札した人が落札し、支払額は2番目に高い入札額になる封印入札方式です。第二価格封印入札・ヴィックリーオークション・次点価格オークションとも呼ばれます。

### 第二価格オークションとセカンドプライスオークションは同じですか？

同じものです。英語のsecond-price auctionを片仮名にしたのがセカンドプライスオークション、訳語が第二価格オークション（第二価格入札方式）です。学術文献では第二価格入札方式、広告業界ではセカンドプライスという表記が多く使われます。

### ネット広告では今もセカンドプライスが使われていますか？

ディスプレイ広告では主流ではありません。Googleアドマネージャーは2019年に統合第一価格オークションへ移行しています。Google検索の広告はこの移行の対象外です。実際のクリック単価には広告ランクの下限値や競合状況が影響し、単純に次点の入札額を支払う方式ではありません。

### ヤフオクの自動入札はセカンドプライスオークションですか？

厳密には違います。落札価格が原則として次点の最高入札額に1入札単位を加えた額となり、落札者の上限額を超えない点は第二価格に似ていますが、現在価格が入札のたびに公開されるため、札を伏せたまま一斉に提出する封印入札とは別の方式です。分類上は自動応札付きのイングリッシュオークションにあたります。

### シングルプライスオークションとマルチプライスオークションの違いは何ですか？

複数単位を売るときの価格の付け方の違いです。シングルプライス（単一価格、国債でいうダッチ方式）は落札者全員が同じ価格で買い、マルチプライス（複数価格、コンベンショナル方式）は各落札者が自分の入札した価格で買います。どちらも第二価格方式ではなく、単一価格方式は耐戦略性を満たしません。

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出典: [セカンドプライスオークション（第二価格オークション）とは？仕組みとメリット・デメリット、第一価格との違い](<https://www.issoh.co.jp/column/details/6104/>)（株式会社一創）
