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title: "Geminiのマーケティング活用｜業務別プロンプト例とGoogle広告・GA4・Gemの使い分け【2026年10月】"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/2283/"
published: 2024-05-27
updated: 2026-11-01
categories: ["マーケティング"]
publisher: "株式会社一創"
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# Geminiのマーケティング活用｜業務別プロンプト例とGoogle広告・GA4・Gemの使い分け【2026年10月】

Geminiをマーケティング業務で使おうとすると、最初につまずくのは「どこに何を書けばいいのか」です。Google Workspaceのサイドパネル、Geminiアプリ、Gemini Notebook、スプレッドシートのAI関数、Gem。さらにGoogle広告やGA4にも生成AIの機能が組み込まれています。入り口ごとに使える機能もプラン条件も違い、日本語では使えない機能も混ざっています。この記事では2026年10月時点の公式情報をもとに、入り口の使い分けと料金、コピーして使える業務別プロンプト、広告・解析ツール側のAI機能の日本語対応、生成画像を広告に使うときの権利、そして任せると事故になる領域を整理しました。

## まとめ

- 入り口は目的で選びます。既存ファイルを読ませるならWorkspaceのサイドパネル、調査ならGeminiアプリのDeep Research、顧客インタビューなど手元の資料を根拠付きで読むならGemini Notebook、大量の行を処理するならスプレッドシートのAI関数です。
- 法人でドキュメントとスプレッドシートのAI機能を使うなら、Business Standard（年間プランで月1,600円）以上が実質的な下限です。Business StarterとEnterprise Starterでは、この2つのAI機能が公式比較表で利用不可とされています。
- Google広告の会話型の広告作成と、GA4のAsk Advisorは日本語では使えません。前者の対応言語は英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語、後者は英語を選択言語にしたプロパティだけです。日本語アカウントでの広告文づくりは、Geminiアプリにプロンプトを書くほうが早く進みます。
- 週次で繰り返す作業はGemに指示として保存します。共通の前提や出力形式を共有できますが、出力のばらつきは残るため確認が必要です。
- AI関数は1回の生成が先頭350セルまでで、元に戻せません。生成した画像・動画にはSynthIDの透かしが入り、第三者の権利を侵害しない責任は利用者が負います。

## マーケティングで使うGeminiの入り口と料金

2024年頃の解説には「WorkspaceにGeminiをインストールして連携させる」という手順が残っていますが、今この作業はありません。2025年1月にGeminiアドオンの新規購入が終わり、AI機能はWorkspaceの各エディションに含まれる形へ変わりました。管理者が有効化していれば、追加契約なしで使い始められます。

### Workspaceのサイドパネル｜開いているファイルを文脈にする使い方

Gmail、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブ、ChatにはGeminiのサイドパネルがあります。価値は、開いているファイルやスレッドの中身をそのまま文脈として渡せる点です。過去の提案書を開いた状態で「この構成を流用して、対象を製造業の情シス部門に置き換えた目次を作って」と指示すれば、ファイルを貼り直す手間が消えます。既存資産の使い回しが多いマーケティング資料では、ここの出番が最も多くなります。

### Geminiアプリの調査機能とDeep Researchのプラン条件

長い思考が要る調査や、複数ソースの突き合わせはgemini.google.comのGeminiアプリで行います。[Deep Researchの公式ヘルプ](https://support.google.com/gemini/answer/15719111?hl=ja)によれば、既定のソースはGoogle検索で、レポートの作成には通常5〜10分かかります。GmailやGoogleドライブをソースに足すこともできます。

機能の範囲はプランで分かれます。高速モードでのレポート生成は誰でも使え、思考モードはGoogle AI Pro・Ultra、アニメーションやビジュアルの付与はUltraが条件です。ただし、GmailやGoogleドライブをソースに使う場合、ビジュアルとアニメーションは利用できません。1日に実行できるリサーチ数と同時実行数にも上限があります。ここでのプラン名はGeminiアプリ側の個人向け区分で、法人のWorkspace契約とは別枠です。

### Gemini Notebookによる顧客の声の分析と根拠の確認

NotebookLMは[2026年7月16日にGemini Notebookへ改称](https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-notebook/notebooklm-gemini-notebook/)されました。アップロードしたソースだけを根拠に答える道具なので、インタビュー記録、営業日報、アンケートの自由記述のように「自社の手元にしかない資料」から訴求軸を拾う作業に向きます。Geminiアプリに同じ資料を貼るより、どの資料のどの箇所が根拠かを追いやすい点が違いです。

1ノートブックに入れられるソース数は、[公式ヘルプの上限表](https://support.google.com/gemininotebook/answer/16213268?hl=ja)で標準50件、Google AI Plus 100件、Google AI Pro 300件です。年間の顧客インタビューを1本ずつ入れると、標準プランでは50件で頭打ちになります。50件を超える場合は、ノートブックを分けるか、100件までのPlus、300件までのProなど、必要なソース数に合うプランを選びます。Gemini Notebookの機能全体は[Gemini Notebookとは？NotebookLM改称の変更点とコード実行機能を解説](/tech/details/15309/)で扱っています。

### Workspaceと個人向けプランの料金と使える範囲

法人のWorkspace（1ユーザーの月額・税別）は、[公式の支払いプラン比較](https://knowledge.workspace.google.com/admin/billing/compare-flexible-and-annual-fixed-term-payment-plans?hl=ja)で次のとおりです。ドキュメントとスプレッドシートのAI機能の可否は、[エディション別の比較表](https://support.google.com/docs/answer/13952129?hl=ja)に基づきます。

| エディション                   | 年間プラン  | フレキシブル | ドキュメントのAI | AI関数 |
| ------------------------ | ------ | ------ | --------- | ---- |
| Business Starter         | 800円   | 950円   | なし        | なし   |
| Business Standard        | 1,600円 | 1,900円 | あり        | あり   |
| Business Plus            | 2,500円 | 3,000円 | あり        | あり   |
| Enterprise Starter       | 要問い合わせ | 要問い合わせ | なし        | なし   |
| Enterprise Standard・Plus | 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり        | あり   |

Business StarterでもGmailの文書作成サポートや要約、ChatのAIによる概要、Google VidsのAI機能は使えます。ただ、企画書やアンケート集計の中心であるドキュメントとスプレッドシートで使えないため、マーケティング部門の標準にするならBusiness Standardが下限です。

個人や小規模で試す場合は、[Google AIの個人向けプラン](https://gemini.google/jp/subscriptions/?hl=ja)が選択肢になります。月額はGoogle AI Plusが725円、Google AI Proが2,900円、Google AI Ultraが14,500円（AI Proの5倍の使用量上限）と32,000円（同20倍）の2段階です。個人アカウントに顧客情報を入れる運用は、後述する情報の扱いの点で避けてください。

## Google広告・GA4のAI機能と日本語での提供状況

「Google AIでマーケティング」と言ったとき、Geminiアプリとは別に、Google広告とGA4の中に組み込まれた生成AIの機能があります。発表は英語圏が先行し、日本語アカウントでは使えないものが多いのが実情です。2026年10月12日時点の状況は次のとおりです。

| 機能                          | 役割                   | 日本語での状況              |
| --------------------------- | -------------------- | -------------------- |
| AI Max for Search campaigns | 検索キャンペーンの語句拡張と広告文の調整 | 2026年4月にベータ終了        |
| AI Brief                    | AI Maxへ自社の前提を文章で指示   | 2026年9月に日本語でクローズドベータ |
| 会話型の広告作成                    | 対話で検索広告を作成           | 英・仏・西・独のみ（日本語は対象外）   |
| アセットスタジオ                    | 画像などのアセットを作成・管理      | プロンプトでのアセット生成は英語のみ   |
| GA4のAsk Advisor             | Geminiモデルによる会話型の分析   | 英語を選択言語にしたプロパティのみ    |

### Google広告のAI Maxと会話型の広告作成

[2026年4月15日のGoogle公式ブログ](https://blog.google/products/ads-commerce/dsa-upgrade-to-ai-max-2026/)で、AI Max for Search campaignsはベータを終了しました。有効にすると検索語句マッチング、テキストのカスタマイズ、最終URL拡張の3つが働きます。同じ記事は6月11日に更新され、動的検索広告（DSA）の終了とAI Maxへの自動アップグレードは2027年2月開始へ延期されました。一方で自動作成アセットとキャンペーン単位の部分一致の設定は、2026年9月から自動アップグレードが始まっています。DSAを運用中なら、2027年2月より前に移行ツールで設定を移すかどうかを決めておく必要があります。AI MaxやAsk Advisorのように、Google広告の新機能の多くは年次イベントのGoogle Marketing Liveで発表され、日本で使えるまでには時間差があります。2026年の発表と日本版で示された内容は[Google Marketing Liveとは？2026年の発表と日本版の内容・日本で使える時期](/column/details/2659/)で整理しています。

AI Maxに自社の訴求や対象顧客を自分の言葉で伝える[AI Briefは、2026年9月23日に日本語を含む7言語へ拡大](https://blog.google/products/ads-commerce/ai-max-language-reporting-features/)されましたが、段階はクローズドベータです。対話しながら広告を組み立てる会話型の作成機能は、[Google広告ヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/14145186?hl=en)で対応言語が英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語に限られています。[アセットスタジオでプロンプトから画像・テキスト・動画を作る機能](https://support.google.com/google-ads/answer/17263263?hl=en)も、プロンプトの対応言語はグローバル英語のみです。日本語の検索広告では、この後の業務別プロンプトをGeminiアプリで回し、出てきた案を人が選んで入稿する手順が現実的です。自動入札が広がった後の運用担当の役割は[広告運用とは？仕事内容と自動入札時代の役割・内製と外注の判断基準](/column/details/18126/)で整理しています。

### GA4のAsk Advisorが日本語プロパティで使えない理由

GA4ではGeminiモデルを使う会話型の分析機能がAsk Advisorとして提供されています。ただし[GA4の公式ヘルプ](https://support.google.com/analytics/answer/16675569?hl=ja-JP)には「英語が選択言語に設定されているプロパティで利用でき」とあり、今後の対応言語の追加は予定にとどまります。日本語で運用しているプロパティで分析を任せたいなら、探索レポートの結果をスプレッドシートへ書き出し、サイドパネルで「前月比で落ちたチャネルと、その要因として考えられるものを挙げて」と解釈させる流れになります。数値の集計はGA4側で済ませ、Geminiには集計結果の解釈と説明文の作成を任せます。ただし、数値の転記や前月比の説明にも誤りがないか、元の集計表と照合してください。

## マーケティングプロンプトの書き方と入力する場所

プロンプトを書く場所は3つです。開いているファイルを踏まえてほしいときは各アプリのサイドパネル、調査やファイル添付を伴うときはGeminiアプリの入力欄、毎回同じ前提を伝えているならGemの指示欄。同じ内容を3回以上打ち込んでいるなら、それはGemに移すべき指示です。

### 公式の4要素に制約を足した5要素

長く書けば精度が上がるわけではありません。[Google Workspaceの公式プロンプトガイド](https://workspace.google.com/intl/ja/resources/ai/writing-effective-prompts)は、ペルソナ・タスク・背景情報・形式の4要素を挙げ、すべてを満たす必要はないとしています。マーケティング業務では、これに文字数や禁止表現などの「制約」を足すと出力のばらつきが減ります。「弊社サービスのキャッチコピーを考えて」だけでは、業種を問わず通用する無難な一文しか返りません。同じ依頼を5要素で書くと次のようになります。

```
あなたは製造業向けSaaSのマーケティング担当です。
以下の条件で、展示会ブース用のキャッチコピー案を作成してください。

【商材】中小製造業向けの生産管理クラウド。月額3万円から。導入期間は最短2週間。
【想定顧客】従業員50〜200名の製造業で、生産計画をExcelと紙で管理している工場長。
【目的】展示会ブースの正面パネルで足を止めさせる。
【制約】20文字以内。「DX」「革新」「最適化」は使わない。価格には触れない。
【出力形式】案を5つ、それぞれ何に訴えているかを一行で添えて表形式で。
```

禁止語を入れているのは、指定しないと生成AIが好む抽象語で埋まるためです。この禁止語リストを自社用に共有すると、担当者が変わっても避けるべき表現を確認できます。生成後にも禁止語や言い換え表現が残っていないか点検してください。

## 業務別マーケティングプロンプトのテンプレート

角括弧の中を差し替えれば、そのまま貼り付けて使えます。

### 市場・競合調査で比較軸を先に決める理由

調査はDeep Researchに任せますが、何を比較するかはこちらで決めておきます。軸を指定しないと、各社の公式サイトの文言を並べただけの資料になります。

```
[市場名]における主要プレイヤー5社を調査し、比較表にまとめてください。

比較軸: 想定顧客の規模、価格帯、導入までの期間、公式サイトで訴求している中心価値、
        直近1年の新機能の方向性
条件: 各項目に出典URLを付ける。出典が確認できない項目は「不明」と書き、推測で埋めない。
出力: 比較表のあと、5社の訴求が重なっていない空白領域を2つ挙げる。
```

「推測で埋めない」がないと、出典のない数値がもっともらしく混ざります。返ってきた内容は、出典に当たってから資料に転記してください。

### ペルソナの検討プロセス分解と訴求軸の抽出

このテンプレートはBtoB商材の訴求に結びつけるため、年齢や趣味ではなく、購買の過程のどこで何に迷うかを言語化させます。

```
[業種]の[商材]の購買を検討する[役職・部門]について、検討プロセスを分解してください。

出力形式:
1. 課題を認識するきっかけ（社内で何が起きたときか）
2. 情報収集で見る場所と、そこで探している情報
3. 比較検討で他社と迷う点
4. 社内稟議で説明を求められる項目
5. 導入を見送る典型的な理由

条件: 各段階で担当者が実際に口にしそうな一文を添える。一般論ではなく[業種]の事情に寄せる。
```

「導入を見送る典型的な理由」は、そのままFAQや比較記事の見出しに転用できます。Gemini Notebookに実際のインタビュー記録を入れると、顧客の発言を根拠に検討できます。ただし、生成された要約や推測を実際の発言と混同せず、引用元の記録を確認してください。ペルソナを施策に落とす手順は[ペルソナマーケティングとは？ターゲットとの違いと施策に落とす手順](/column/details/17635/)、段階ごとに何を用意するかは[マーケティングファネルとは？4つの型と使い分け・指標の置き方](/column/details/4469/)が土台になります。

### 広告コピーとLP見出しの生成｜文字数制限の与え方

[Google広告のヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/7684791?hl=ja)によれば、レスポンシブ検索広告の広告見出しは半角30文字、説明文は半角90文字までで、全角1文字は半角2文字分として数えます。日本語なら見出し15文字・説明文45文字が上限です。文字数を指定しても超えることがあるので、出力後に必ず数えてください。

```
[商材]のリスティング広告文を作成してください。

【検索キーワード】[キーワード]
【ランディング先】[LPで最初に見せている内容]
【訴求】[競合と違う点を1つだけ]
【制約】見出しは全角15文字以内、説明文は全角45文字以内。
        誇大表現（No.1、最安、必ず）は使わない。
【出力形式】見出し5案・説明文3案を表で。各案が想定する検索意図を一行で添える。
```

レスポンシブ検索広告には最大15の見出しと4つの説明文を登録できるので、5案・3案は初回分です。薬機法や景品表示法に関わる表現の可否は生成AIに判断させず、生成は案出しまでと割り切ります。

### 記事構成案の生成とSNS投稿への展開

独自の事例や取材内容を中心にする記事では、Geminiには構成案を作らせ、本文は担当者が資料を確認しながら執筆する分担を勧めます。

```
[キーワード]で検索する読者に向けた記事の構成案を作ってください。

条件:
- 読者が知りたい順に見出しを並べる。網羅性ではなく解決の順序を優先する。
- 各見出しに、そこで必ず答えるべき質問を1つ書く。
- 一般論だけで書ける見出しは除外し、具体的な数値や手順が必要なものを残す。
- 比較対象の記事URLは[URL一覧]。各記事を確認し、共通する見出しと、確認した記事には見当たらない見出しを分けて示す。取得できない記事は明記する。

出力: 見出し案（h2・h3）と、各見出しで答える質問の対応表。
```

SNSへ展開するときは、記事の要約ではなく、どの一点を切り出すかを指定します。

```
上で作成した構成案の[見出し名]について、以下の確認済み本文・出典だけを根拠にSNS投稿文を作ってください。
【確認済み本文・出典】[本文と出典URLを貼り付ける]
確認できる数値がない場合は、数値を作らず判断基準を取り上げてください。

【媒体】X（全角140文字以内）とLinkedIn（全角400文字以内）の2媒体
【切り口】記事の要約ではなく、その見出しで扱う具体的な数値か判断基準を1つだけ提示する
【制約】絵文字は使わない。ハッシュタグは3個以内。煽る表現は使わない。
【出力形式】媒体ごとに2案ずつ。各案の冒頭一行で何に関心を持つ人に届く想定かを添える。
```

生成AIの回答に取り上げられる記事の作り方は[AIに引用されるには？生成AIの回答に選ばれる記事構造とサイト対策【2026年時点】](/column/details/15415/)で扱っています。

## バナー・動画の生成と広告に使うときの権利

Geminiアプリでは画像と動画を生成でき、Workspaceではバナーや説明動画をGoogle Vidsで作れます。広告やLPに載せる前に確認すべきなのは、出来栄えより権利と表示の扱いです。

### SynthIDの透かしと生成物の所有

[Geminiアプリのヘルプ](https://support.google.com/gemini/answer/17405358?hl=en)には、Geminiアプリで生成・編集した画像、動画、音声のすべてに目に見えないSynthIDの透かしが入ると書かれています。加工後も透かしが残ることはありますが、変更を重ねると検出できない場合もあります。検出結果だけでAI生成かどうかを断定しないでください。所有については、[Googleの利用規約](https://policies.google.com/terms?hl=ja)が生成されたコンテンツの所有権を主張しないとしています。ただしGoogleの利用規約は、利用者に他者の知的財産権やプライバシーに関する権利を尊重するよう求めています。競合の商品画像やタレントの写真を参照する場合は、アップロード・加工・広告利用に必要な許諾と、生成物による権利侵害の有無を確認してください。

### Workspace契約で作る場合の補償範囲

法人のWorkspaceで生成した出力は、[Workspaceのサービス固有の規約](https://workspace.google.com/terms/service-terms/)で顧客データとして扱われます。さらにGoogle Vidsは、未変更の生成出力が第三者の知的財産権を侵害すると申し立てられた場合にGoogleが追加で補償する[対象サービスの一覧](https://cloud.google.com/terms/generative-ai-indemnified-services)に入っています。広告素材では、対象サービスの有料利用に加え、補償の除外条件も確認してください。商取引での商標権に関する申し立て、侵害を知りながらの生成・利用、保護機能の回避、侵害通知後の利用などは対象外です。Vidsの料金と上限は[Google Vidsとは？無料でできる範囲と料金プラン別の上限・商用利用の条件【2026年8月版】](/column/details/3057/)にまとめています。

## 営業での企業分析と提案資料づくりの分担

営業側は個別企業の情報が中心になるため、マーケティング以上に情報の扱いに注意が要ります。

### 商談前の企業分析と仮説づくり

相手企業のサイトを一通り読んで終わるのではなく、仮説を立てるところまでを分担させます。Web上の情報を探しに行く指示なので、サイドパネルではなくGeminiアプリで実行してください。範囲が広ければDeep Researchを使います。

```
[企業名]の公開情報をもとに、商談前の仮説を整理してください。

調べる範囲: 公式サイト、採用ページ、プレスリリース、IR資料（上場企業の場合）
出力:
1. 直近1年で会社が力を入れている領域（根拠となる記述と出典URL付き）
2. 採用ページの募集職種から読み取れる組織の課題
3. 当社の[商材]が接点を持てそうな業務と、その根拠
4. 商談で確認すべき質問を3つ

条件: 推測は「推測」と明記して事実と分ける。出典のない断定は書かない。
```

採用ページを見させるのは、募集職種の変化が組織の課題を映しやすいためです。出力は仮説なので、商談の場で確かめる前提で扱います。

### 提案資料と見積書のたたき台作成

ドキュメントのサイドパネルで過去の提案書を開き、構成を流用させるのが最も手数を減らします。既存資産を下敷きにすると自社の言い回しが保たれるためです。見積書は、金額ではなく項目立てと但し書きのたたき台に向いています。

```
[商材]の見積書の項目立てを作成してください。

【提供範囲】[初期構築の内容]、[月額で提供する内容]、[オプション]
【契約形態】[年間契約・月額課金など]
【出力形式】大項目・小項目・単位（人月、ライセンス数など）・備考 の表。金額欄は空欄にする。
【あわせて出すもの】見積書の但し書きとして記載すべき項目（有効期限、範囲外作業の扱い、
                    追加費用が発生する条件）を箇条書きで。

条件: 単価と数量は入れない。当社が実際に提供していない項目は追加しない。
```

金額欄を空欄にさせるのは、生成された数値がそのまま社外に出る事故を防ぐためです。

## スプレッドシートのAI関数によるデータ分析

アンケートや問い合わせのように行数の多いテキストを処理するなら、スプレッドシートのAI関数が効きます。制限を知らずに使うと、途中までしか処理されていないことに気づかないまま集計してしまいます。

### AI関数の構文と公式が挙げる4つの用途

[AI関数の公式ヘルプ](https://support.google.com/docs/answer/15877199?hl=ja)によれば、構文は `AI("プロンプト", [範囲])` で、範囲は省略できます。用途として挙がっているのはテキストの生成、情報の要約、情報の分類、感情の分析の4つで、Google検索からリアルタイムの情報を取ることもできます。式をオートフィルで下へコピーし、AI関数を入れたセルを選択して「生成して挿入」をクリックすると、行ごとの処理をまとめて実行できます。

### 自由記述のテキストマイニングと感情分析

分類軸を先に決めて関数で回せば、専用のテキストマイニングツールがなくても傾向をつかめます。

```
=AI("次の顧客コメントを、価格・機能・サポート・使いやすさ・その他 のいずれか1つに分類し、分類名だけを出力してください。説明は不要です。", A2)
```

感情の判定も同じ形で、出力を3語に限ると集計しやすくなります。

```
=AI("次の顧客コメントの感情を、肯定・中立・否定 のいずれか1語で出力してください。理由は書かないでください。", A2)
```

文章のままでもピボットテーブルで集計できますが、表記ごとに項目が分かれます。集計前に分類名を統一してください。

### グラフ・ダッシュボード作成で関数が届かない範囲

AI関数の回答はテキストに限られ、スプレッドシート全体やGoogleドライブ内の他のファイルにもアクセスできません。「このシート全体を見て傾向をまとめて」という指示は成立せず、渡した範囲だけが処理対象です。グラフ作成をサイドパネルに頼むことはできますが、AI関数とは別の機能です。ダッシュボードのように複数シートを横断する成果物は、集計済みの表を作ってからサイドパネルで解釈させる手順になります。

## Gemによる定型業務の固定化と指示の書き分け

週次で回る業務は、プロンプトを毎回貼るよりGemに保存したほうが確実です。共通の指示を使うことで前提条件を揃えられますが、出力の粒度は毎回確認します。

### Gemの作成手順と商材単位の設計

[Gemの公式ヘルプ](https://support.google.com/gemini/answer/15146780?hl=ja)の手順では、パソコンでgemini.google.comを開き、サイドバーの「Gem」から「Gem を作成」を選び、名前とカスタム指示を入力して保存します。「知識」欄には商品資料などのファイルを追加できます。

作るべきGemの数は、業務の数ではなく前提の数です。同じ商材を扱う限り前提は共通なので、商材ごとに1つ作り、その中で広告文・記事構成・営業資料を切り替えます。「広告用」「記事用」に分けて商材情報を各Gemの指示欄に重複して書くと、更新箇所が増えます。共通のGoogleドライブ資料を知識として参照させる方法もあります。指示欄に書くのは、商材の基本情報、想定顧客の課題、禁止表現、社内用語の定義、競合への言及の仕方です。指示欄の書き方の型は[Geminiのカスタム指示テンプレートとGem（ジェム）の作り方｜2種類の違いと設定場所](/tech/details/8374/)で詳しく扱っています。

社内向けの計算フォームや案出しツールのような小さなものは、GeminiアプリのCanvasで作れます。基幹システムとの連携や権限管理が要る業務ツールになると、Canvasの範囲を超えます。生成AIをどの業務にどう組み込むかを社内で決めきれない場合は、[生成AI導入支援](/service/ai/genai/)で業務の切り分けから相談できます。

## Geminiに任せるべきでない業務と失敗パターン

導入前に確認するのは、AI関数の処理上限、生成された数値の裏取り、機密情報を入力できる範囲です。

### AI関数の350セル単位の生成と取り消せない仕様

AI関数で最も見落とされるのが、1回の生成で埋まるのは選択した最初の350個のセルまでという制限です。公式ヘルプは、生成が終わるのを待ってから残りのセルを選んで生成し直せると説明しています。5,000行のアンケートなら、この操作を十数回繰り返すことになります。行数を確かめずに集計へ進むと、一部のデータだけの分析を全体像として扱ってしまいます。

加えて、AI関数は元に戻すこともやり直すこともできず、できるのは出力の再生成だけです。誤った範囲に適用しても取り消せないので、本番シートではなく複製で試すのが前提です。

### 数値と事例の裏取りを省いたときに起きること

生成AIは「成約率が20%向上した事例」のような、もっともらしい数値を出典なしで出します。社外資料に転記すれば、根拠を問われた時点で説明できません。導入効果を語るなら、自社で計測した数値か、出典を示せる公開事例に限ります。「出典URLを付ける」「確認できない項目は不明と書く」と縛っても完全には防げないので、数値と固有名詞は人が確かめる工程を残してください。他社の成果を自社に当てはめる読み方は[生成AIの導入事例｜部門別・業種別の成果と自社へ当てはめる判断手順](/column/details/16262/)で扱っています。

### 顧客情報と機密データの入力範囲

営業の企業分析や顧客アンケートでは、扱う情報の性質が変わります。個人情報や取引先の非公開情報を入力してよいかは、契約しているエディションとテナントの設定、自社の情報取り扱い規程で決まります。管理者はWorkspaceの各サービスでGemini機能の利用可否を制御できます。個人向けプランのアカウントに顧客リストを入れる運用は、法人契約の管理の外に情報が出ることになるので避けてください。どのデータをどの入り口に入れてよいかを先に決めずに展開すると、現場の判断で機密情報が入力されます。業務ごとの向き不向きの切り分け方は[生成AIの業務効率化とは？成果が出る業務・進め方・失敗しない判断基準を解説](/column/details/15265/)にまとめています。

## よくある質問

### Geminiのプロンプトはどこに書きますか？

3か所です。GmailやドキュメントなどWorkspaceのアプリでは、画面右上のGeminiアイコンから開くサイドパネルの入力欄に書きます。gemini.google.comのGeminiアプリでは画面下部の入力欄で、ファイル添付やDeep Researchもここから始めます。繰り返し使う前提条件はGemのカスタム指示に保存します。

### Geminiは法人でも追加費用なしで使えますか？

Workspaceを契約していれば、AI機能は各エディションに含まれており、Geminiの追加契約は要りません。ただしBusiness StarterとEnterprise Starterでは、ドキュメントとスプレッドシートのAI機能が使えません。管理者側で機能を無効にしている場合もあるため、社内の管理者に確認してください。

### Google広告やGA4のGeminiは日本語で使えますか？

2026年10月12日時点では、一部に限られます。Google広告の会話型の広告作成は英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語のみ、GA4のAsk Advisorは英語を選択言語にしたプロパティのみです。AI Maxはベータを終え、AI Maxに自社の前提を伝えるAI Briefは日本語でクローズドベータが始まっています。

### Geminiでグラフやダッシュボードは作れますか？

スプレッドシートのサイドパネルにグラフ作成を頼むことはできますが、AI関数では描けません。AI関数の回答はテキストに限られ、シート全体や他のファイルも読めないためです。集計済みの表を用意し、その解釈や説明文をGeminiに任せる進め方が確実です。

### Geminiで作った画像や動画を広告に使えますか？

Googleは生成物の所有権を主張しませんが、第三者の著作権やプライバシー権を侵害しない責任は利用者にあります。Geminiアプリで作った画像・動画にはSynthIDの透かしが入ります。社外向けの素材は参照画像の権利を確認してください。Google Vidsの補償も、対象となる有料利用・未変更の生成出力などの条件があり、広告での商標権に関する申し立てなどは対象外です。

## 関連記事

- [Geminiのカスタム指示テンプレートとGem（ジェム）の作り方｜2種類の違いと設定場所](/tech/details/8374/)
- [Gemini Notebookとは？NotebookLM改称の変更点とコード実行機能を解説](/tech/details/15309/)
- [広告運用とは？仕事内容と自動入札時代の役割・内製と外注の判断基準](/column/details/18126/)
- [生成AIの導入事例｜部門別・業種別の成果と自社へ当てはめる判断手順](/column/details/16262/)
- [生成AIの業務効率化とは？成果が出る業務・進め方・失敗しない判断基準を解説](/column/details/15265/)

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出典: [Geminiのマーケティング活用｜業務別プロンプト例とGoogle広告・GA4・Gemの使い分け【2026年10月】](<https://www.issoh.co.jp/column/details/2283/>)（株式会社一創）
