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title: "電子カルテの導入費用｜クラウド・オンプレ別の初期と月額、連携費と移行費の見積り方【2026年】"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/18739/"
published: 2026-10-22
updated: 2026-10-22
categories: ["DX"]
publisher: "株式会社一創"
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# 電子カルテの導入費用｜クラウド・オンプレ別の初期と月額、連携費と移行費の見積り方【2026年】

電子カルテの導入費用は、診療所向けのクラウド型なら初期0円・月額1万円台から公開されています。一方で、200床以上の病院では平均で億単位の導入費が報告されており、同じ「電子カルテの費用」でも桁が3つ違います。しかも見積書の総額を押し上げるのは、製品の本体価格よりも、レセコンやPACS、検査機器、予約システムとつなぐ連携費と、旧システムからのデータ移行費であることが少なくありません。本記事では、ベンダーの公式料金と公表された実態調査で相場を確かめたうえで、国の補助要領に載っている費目で内訳を分解し、連携費と移行費をどう積み上げて見積もるかを整理します。製品の種類や機能の比べ方は[電子カルテの種類と比較軸をまとめた記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/15243/)で扱っているので、ここでは費用の構造に絞りました。

## まとめ：電子カルテの導入費用は本体価格より連携費と移行費で総額が決まる

- 診療所向けクラウド型の公開価格は、初期0〜20万円、月額1万1,800円〜2万4,800円の帯です。ただし「〜」の先に、ユーザー数・連携数による加算やORCAの費用が別建てで載ります。
- オンプレミス型と病院向け製品は価格を公開していないことが多く、200床以上の病院を対象にした調査では、200〜299床で平均2.5億円、500床以上で平均12.7億円の導入費用が報告されています。
- 費目は「本体」「端末とネットワーク」「研修とコンサル」「部門システムとの接続」「データ移行」「利用料・保守」に分けて見積もります。国の補助要領も、この粒度で費目を並べています。
- 連携費は接続先1つごとに、電子カルテ側と相手側の両方のベンダーで発生します。見積書には自社側の費用しか載らないため、接続先の一覧を作って相手側にも見積もりを取ってください。
- 比較は月額ではなく5年総額で行います。月額が安くても、連携先の多い有床診療所や中小病院では、加算と接続費で順位が入れ替わります。

## 電子カルテの導入費用の相場をクラウド型とオンプレミス型の公開価格で確かめる

相場を語る記事は多いものの、出どころを確かめられる数字は限られます。ここでは、ベンダーの公式料金ページと、医師会の実態調査という確認できる数字だけを使います。

### 診療所向けクラウド型は初期0〜20万円・月額1.18万〜2.48万円の公開価格

診療所向けのクラウド型は、料金を自社サイトで公開しているベンダーが増えています。2026年10月22日時点の公式ページの表示は次のとおりです。いずれも税込か税抜かの表記はありません。

| 製品・プラン            | 初期費用      | 月額       | レセコン          |
| ----------------- | --------- | -------- | ------------- |
| エムスリーデジカル 一体型     | 無料        | 24,800円  | 自社製を含む        |
| エムスリーデジカル ORCA連動型 | 無料        | 11,800円  | ORCAを別途用意     |
| CLIUS 通常プラン       | 200,000円〜 | 12,000円〜 | WEB ORCA費用は別途 |
| CLIUS Directプラン   | 0円〜       | 19,800円〜 | WEB ORCA費用を含む |

出典は[エムスリーデジカルの料金プラン](https://digikar.m3.com/pricing)と[CLIUSの料金プラン](https://clius.jp/plan/)です。CLIUSは通常プランについて、追加端末のセットアップ、レセコンからのデータ移行、ユーザーID数・連携数に応じた費用が別途かかると明記しています。月額の数字だけを横に並べても、同じ範囲の価格にはなりません。

### オンプレ型と病院向けは非公開で200〜299床でも平均2.5億円の実態調査

オンプレミス型や病院向けの電子カルテは、構成ごとの個別見積もりが基本で、公開価格がほとんどありません。数少ない手がかりが、中国四国医師会連合が中国四国9県の200床以上の265病院を対象に行った実態調査です。[日本医事新報の2026年7月17日の報道](https://www.jmedj.co.jp/blogs/product/product%5F28898)によると、導入費用の平均は200〜299床で2.5億円、500床以上で12.7億円（最高65.1億円）、500床以上の年間保守費は平均1.7億円でした。

200〜299床の平均を250床で割ると、1床あたり約100万円になります。国自身も、厚生労働省の[令和8年度の調査事業の指定課題](https://www.mhlw.go.jp/content/001686013.pdf)で「費用構造の実態は明確になっていない」と書き、病院規模別の費用とオンプレ型・クラウドネイティブ型の総保有コスト（TCO）の比較を研究課題に挙げています。病院の費用は、相場を探すより自院の構成から積み上げるほうが確実です。

## 電子カルテの導入費用を構成する費目一覧｜国の補助要領に並ぶ項目で分解する

見積書の費目名はベンダーごとにばらばらです。比べる前に、共通の物差しで分解し直します。物差しとして使いやすいのが、国の補助要領に並ぶ補助対象経費です。

### 初期費用はセットアップ・端末・ネットワーク・研修・接続設計の5系統

厚生労働省の[「医療情報システムのクラウド化に伴う検討事業」補助金公募要領](https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001671535.pdf)（2026年3月11日）は、病院がクラウドネイティブ型電子カルテを入れる際の補助対象経費を、新規導入で8項目、更新で9項目に分けています。見積書を読み替える軸として、そのまま使えます。

| 費目                | 新規導入  | 更新    |
| ----------------- | ----- | ----- |
| 初期セットアップ          | 対象    | 対象    |
| 部門システムとのI/F設計・実装  | 対象    | 対象    |
| 情報セキュリティ対策の設計・実装  | 対象    | 対象    |
| 端末（PC・モニター・タブレット） | 対象    | 対象    |
| ネットワーク整備          | 対象    | 記載なし  |
| 操作説明・研修・マニュアル作成   | 対象    | 対象    |
| 利用料               | 最大3年分 | 最大2年分 |
| コンサルティング          | 対象    | 対象    |
| データ移行（調査・計画含む）    | 記載なし  | 対象    |
| サーバ廃棄             | 記載なし  | 対象    |

補助率は4/5以内、上限は1億円で、提出期間は2026年4月1日〜30日でした。この事業の受付は終わっていますが、費目の切り方は診療所の見積もりにもそのまま当てはまります。診療所が使える補助金の種類と補助率は[電子カルテの補助金と申請条件を整理した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/16035/)で確認できます。

### 月額に含まれない部門システム費用とユーザー数・連携数による加算

同じ補助要領は、対象外の費用として「職員人件費」「電子カルテ以外の保守費用・月額利用料」「部門システム費用」「インターネット利用料」を挙げています。裏返せば、電子カルテの月額とは別に、部門システムの保守料と回線費が毎月出ていくということです。

クラウド型の月額にも同じ構造があります。公開されている「月額1万円台」は最小構成の価格で、医師や事務員のIDが増える、検査会社や院内機器との連携を足す、といった条件で加算されます。見積もりを取るときは、IDの人数と連携先の数を先に伝え、その条件での月額を出してもらってください。

## 見積書から漏れやすい連携費の構造｜レセコン・PACS・予約・検査機器との接続

連携費は、電子カルテのベンダーが出す見積書に全額は載りません。接続には必ず相手側があり、相手側のベンダーも作業と費用を持つからです。

### レセコン一体型と連動型で変わるORCAの初期費用・サポート費用の扱い

診療所で最初に決めるのが、レセコンを電子カルテと一体で持つか、ORCAなど別製品とつなぐかです。CLIUSの通常プランは、レセコンにWEB ORCAを使い、ORCAの初期費用・サポート費用・利用料が別途発生すると書いています。同じ会社のDirectプランは、これらを月額19,800円に含めています。

月額だけを見ると通常プランの12,000円が安く見えますが、ORCA側の費用を足すと差は縮むか逆転します。比べるときは「レセコン込みの月額」にそろえてください。一体型と連動型の構成の違いは[電子カルテ・レセコン一体型と連動型を比べた記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/15940/)で扱っています。

### PACS・検査機器・予約システムとの接続は相手側ベンダーにも費用が出る

電子カルテと部門システムをつなぐ作業は、送る側と受ける側の両方で設定と試験が要ります。国の補助要領で「部門システムとのインターフェース設計、実装費用」は対象なのに「部門システム費用」は対象外なのは、この二重構造を反映しています。電子カルテ側の改修費は見積書に載っても、PACSや検査システム側の改修費は、相手のベンダーに別途見積もりを取らないと見えません。

画像を扱うPACSは、接続のほかに保存容量とビューアのライセンスでも費用が変わります。PACS側の論点は[PACSの仕組みと電子カルテ連携・容量設計を解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/16201/)で詳しく扱っています。

### 接続先一覧から連携費を積み上げる見積り手順とI/F本数の数え方

連携費は「1本あたりの費用×本数」で積み上げると、抜けが減ります。手順は次のとおりです。

1. 院内で動いている部門システム・機器・外部サービスを、製品名と版まで書き出す（レセコン、PACS、検体検査、心電図、予約、問診、自動精算機、外注検査会社など）。
2. それぞれについて、データの向き（送る・受ける・双方向）と、接続方式（標準規格、ファイル連携、ベンダー独自）を書き込む。
3. 電子カルテのベンダーに、接続先ごとの接続実績の有無と、電子カルテ側の費用を1行ずつ出してもらう。
4. 相手側のベンダーにも同じ一覧を渡し、相手側の改修・設定・立ち会い試験の費用を見積もってもらう。
5. 両者の合計を接続先ごとに並べ、接続実績が無い行に予備費を積む。

手順3で「接続実績なし」と答えが返ってきた行は、仕様の取り決めから始まるため、実績のある接続より費用も期間も膨らみます。製品選定の段階でこの行数を比べておくと、後から総額が跳ねる事態を避けられます。

## データ移行費の見積り構造｜旧ベンダーの出力費と新ベンダーの取込費

電子カルテを入れ替えるときは、過去の診療記録をどう引き継ぐかで費用が大きく変わります。紙カルテからの新規導入でも、レセコンの患者情報や病名は移すのが普通です。

### 移行費は旧システムからの出力と新システムへの取込の二重で発生する

データ移行は、旧システムからデータを出す作業と、新システムに取り込む作業の2段で成り立っています。新しいベンダーの見積書に載るのは取込側だけで、出力側の費用は旧ベンダーに請求されます。CLIUSも、レセコンからのデータ移行は費用を個別に相談するとしており、定額では示していません。

出力費が高くつくのは、旧製品に標準の出力機能が無く、ベンダーが個別に抽出プログラムを作る場合です。国は標準仕様の要件として、JSON・XML・CSVなどでデータを出力・取込できる互換性の確保を挙げています（[厚生労働省「電子カルテの普及について」2025年12月10日](https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001608407.pdf)）。新しく選ぶ製品については、契約前に出力できる範囲と形式、出力時の費用を書面で確かめておくと、次の更新で同じ出費を繰り返さずに済みます。

### 全件移行か参照用に旧システムを残すかで変わる移行費と保守費の総額

移行の範囲は、全件を新システムへ移すか、患者基本情報と直近分だけを移して旧システムを参照用に残すかの二択になることが多いです。全件移行は移行費が大きく、参照用に残す方式は移行費が小さい代わりに旧システムの保守費とサーバ費が続きます。

どちらが安いかを左右するのは、旧システムを何年残すかという条件です。旧システムの年間保守費に残す年数を掛けた額が全件移行の追加費用を上回るなら、全件移行のほうが総額は小さくなります。移行方式ごとの進め方は[医療のデータ連携と電子カルテ更新時の移行判断を整理した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/16926/)で詳しく扱っています。

## 電子カルテの導入費用を5年総額で比べる判断基準と月額で選んで失敗する条件

費目を分解できたら、最後は同じ期間の総額で比べます。電子カルテは5〜7年ごとに更新する前提で売られている製品が多く、5年を比較の単位にすると製品間で条件がそろいます。

### 5年総額は初期費用と月額60か月分に連携費と移行費を足して並べる

計算式は「初期費用＋月額×60か月＋連携費（両側）＋移行費（出力と取込）＋端末更新費」です。公開価格だけで試算すると、レセコン込みの月額で比べた5年分の利用料は、CLIUS Directプランが118万8,000円、エムスリーデジカル一体型が148万8,000円になります。CLIUS通常プランは初期20万円と月額60か月分で92万円ですが、ここにWEB ORCAの費用が加わります。

この差は、連携先が1つ増えれば簡単に入れ替わる規模です。だから5年総額の表には、公開価格の行だけでなく、手順で積み上げた連携費と移行費の行を必ず入れてください。2026年11月1日に申請受付が始まる[電子カルテ標準仕様の認証制度](https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou%5Firyou/iryou/johoka/standardspec.html)では、[認証制度要綱](https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001759890.pdf)がオプションを含む価格の自社サイトでの公開を要件にしています。ただし公開されるのは小売価格で、実際の販売価格ではないと要綱自身が断っています。

### 月額の安さで選んで失敗するのは連携先の多い有床診療所と中小病院

月額の安さを決め手にしてよいのは、無床の診療所で、連携先がレセコンと外注検査会社程度に収まる場合です。この条件なら本体価格が総額の大半を占め、公開価格の比較がそのまま意味を持ちます。

逆に、検査機器や画像、予約、病棟の部門システムを複数抱える有床診療所や中小病院が、月額だけで製品を選ぶのはやめてください。接続実績の無い製品を選ぶと、両側の接続費と試験費が積み上がり、月額の差額を数年で食いつぶします。この規模では、電子カルテ本体はパッケージを使い、院内固有の連携や帳票は外側に作る構成を前提に見積もるのが現実的です。接続先の一覧と連携項目を示して、[医療機関向けシステム開発](https://www.issoh.co.jp/service/business%5Fsystem/medical/)のように医療情報の安全管理ガイドラインに沿った開発実績のある会社へ、連携部分だけを切り出して見積もりを取ると、ベンダー見積もりとの比較材料が手に入ります。費用以外で導入が詰まりやすい紙カルテの移行・周辺システムとの並行稼働・職員教育の段取りは[電子カルテ導入が大変な理由と稼働までの段取りを整理した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/18741/)で解説しています。

## よくある質問

電子カルテの導入費用を調べる担当者からよく出る質問に、公開されている資料の範囲で答えます。

### 電子カルテの導入費用は無料にできますか？

初期費用を無料とするクラウド型はあります。エムスリーデジカルの料金ページでは、一体型・ORCA連動型とも初期費用は「無料」の表示です。ただし月額の利用料はかかり、月額11,800円のプランでも5年で70万8,000円になります。国がデジタル庁と開発中の標準型電子カルテ（導入版）は位置づけが別で、提供時期と費用の扱いは[標準型電子カルテの導入版と認証製品の違いを整理した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/18737/)で確認できます。

### クラウド型電子カルテの月額費用はいくらですか？

診療所向けの公開価格は、2026年10月時点でおおむね月額1万1,800円〜2万4,800円です。レセコンを含むかどうかで約1万円の差が出ます。この額は最小構成の価格で、ユーザーID数や連携数に応じた加算、追加端末のセットアップ費用は別に見積もられます。比べるときは、自院のID数と連携先を伝えたうえでの月額をそろえてください。

### 病院の電子カルテの導入費用はどれくらいですか？

公開価格が無いため、実態調査が手がかりです。中国四国9県の200床以上の病院を対象にした調査では、200〜299床で平均2.5億円、500床以上で平均12.7億円と報じられています。部門システムとの接続とデータ移行の比重が大きく、同じ病床数でも構成によって差が開きます。自院の接続先一覧から積み上げて見積もるのが確実です。

### 電子カルテの導入費用に補助金は使えますか？

使えます。診療所はデジタル化・AI導入補助金などが候補で、病院向けには2026年度にクラウドネイティブ型の導入・更新を補助率4/5以内、上限1億円で支援する事業が公募されました。ただし部門システムの費用やインターネット回線費、交付決定前の契約は対象外になります。制度ごとの条件は電子カルテの補助金を扱った記事を確認してください。

### 電子カルテの見積もりで確認すべき項目は何ですか？

優先度が高いのは次の4点です。1つ目はレセコンの費用が月額に含まれるか。2つ目は接続先ごとの接続実績と、相手側ベンダーの費用。3つ目はデータ移行の範囲と、旧ベンダーの出力費。4つ目はユーザーID数と連携数による月額の加算条件です。この4点がそろえば、5年総額で製品を並べられます。

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出典: [電子カルテの導入費用｜クラウド・オンプレ別の初期と月額、連携費と移行費の見積り方【2026年】](<https://www.issoh.co.jp/column/details/18739/>)（株式会社一創）
