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title: "入退室管理システムのジム導入：24時間無人運営の認証・共連れ対策と会費連携の判断"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/18572/"
published: 2026-10-19
updated: 2026-10-19
categories: ["業務システム"]
publisher: "株式会社一創"
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# 入退室管理システムのジム導入：24時間無人運営の認証・共連れ対策と会費連携の判断

ジムの入退室管理システムは、扉の鍵を電子化する道具というより、会費を払っている会員だけを通す仕組みです。オフィスと違い、入る人は毎月入れ替わり、夜間や早朝はスタッフがいません。この記事では、会員アプリのQRコード・ICカード・顔認証の比べ方、共連れと会員証の貸し借りを防ぐ構成、会費の決済失敗や退会を入館停止へつなぐ連携、非常口の施錠にかかる法令、パッケージで足りる条件と個別開発に進む条件までを、24時間ジムと無人ジムの運営者向けに整理します。入退室管理システムの仕組みと認証方式の基本は[入退室管理システムとは？認証方式の種類と選び方・システム連携の判断【情シス向け】](https://www.issoh.co.jp/column/details/13506/)で解説しています。

## まとめ：ジムの入退室管理システムは会員ステータス連動と共連れ対策で選ぶ

ジム向けの入退室管理システムを選ぶ軸は、認証の方式より先に、会員ステータスと入館権限が自動でつながるかどうかです。会費の決済が止まった会員、退会した会員の入館がその日のうちに止まらなければ、無人の時間帯ほど未収と不正利用が積み上がります。

次に見るのは共連れと会員証の貸し借りへの備えです。単店舗で会員管理・決済・入館を1つの製品にまとめられるなら、ジム向けの一体型パッケージで足ります。複数ブランドの会員基盤や自社アプリと入館をつなぎたい場合は、錠と認証は既製品を使い、会員管理との連携部分だけを開発する分担が費用と保守の両面で無理がありません。非常口を自前の錠で施錠する計画は、建築の法令との関係を先に確かめてください。

## ジムの入退室管理システムがオフィス用と違う会員・無人・課金という運営の前提

オフィス向けの入退室管理システムをそのままジムに入れると、権限の更新と夜間の対応で運用が詰まります。違いは2点に集約できます。

### 入館できる人が社員でなく会費を払う会員で毎月入れ替わるジムの権限管理

オフィスでは、入館権限を持つ人は社員と委託先で、増減は人事異動や入退社の時期にまとまります。ジムでは入会・休会・退会・プラン変更が毎日起き、権限の根拠は雇用ではなく会費の支払いです。会員が増えるほど、権限の変更は毎日の作業になります。

この更新を受付スタッフが手作業で機器に反映する運用は、無人の時間帯がある店舗では回りません。入館権限は会員管理システムの契約状態から自動で作られ、自動で消えることが前提になります。オフィス用の製品を選ぶ場合も、会員管理側から権限を操作できるAPIがあるかを最初に確認してください。

### スタッフ不在の時間帯に入館判定と異常時の初動をシステムが担う範囲

24時間ジムでは、深夜や早朝の時間帯にスタッフが店舗にいない運営が一般的です。この間、入館の可否はシステムだけで決まり、扉が開かない、会員が館内で倒れた、扉が開いたままになった、といった異常の第一報もシステムが拾います。

そのため、ジムの入退室管理では認証端末と錠に加えて、扉の開放検知、館内カメラ、緊急通報ボタン、警備会社への通報経路までを1つの構成として考えます。どの異常を誰に、何分以内に知らせるかを決めないまま無人運営を始めると、扉が開いたまま朝を迎える事故が起きます。

## 24時間ジムで使われる会員アプリQR・ICカード・顔認証の認証方式と選び方

ジムの入館で使われる認証は、会員アプリに表示するQRコード、ICカードやキータグ、顔認証の3つが中心です。オフィスで多い暗証番号のテンキーは、番号が会員の間で共有されやすく、ジムでは補助的な手段にとどまります。

### 会員アプリのQRコード・ICカード・顔認証を費用と貸し借り防止で比べた違い

3つの方式は、会員1人あたりの費用と、会員証の貸し借りをどこまで防げるかで性格が分かれます。

| 方式          | 会員側の費用  | 貸し借りの防ぎやすさ | 向く店舗       |
| ----------- | ------- | ---------- | ---------- |
| 会員アプリのQRコード | アプリのみ   | 動的QRなら中程度  | 自社アプリを持つ店舗 |
| ICカード・キータグ  | カードの発行費 | 低い         | 高齢の会員が多い店舗 |
| 顔認証         | 登録の手間のみ | 高い         | 無人時間帯が長い店舗 |

QRコードは、一定時間ごとに表示が変わる動的な形式を選ぶと、画面の撮影による使い回しを抑えられます。ICカードは手渡しで簡単に貸し借りできるため、無人の時間帯が長い店舗では顔認証かカメラとの併用を考えます。実務でまず決めるべきは方式の好みではなく、貸し借りをどこまで許容するかです。

### 顔認証で入館させるときに個人識別符号として扱う会員の顔データ

顔認証は貸し借りに強い一方、扱うデータの重さが変わります。[個人情報保護法施行令第1条](https://laws.e-gov.go.jp/law/415CO0000000507)は、顔の骨格や目・鼻・口の位置と形状によって定まる容貌を電子計算機用に変換した符号を、個人識別符号に挙げています。入館のために登録した顔の特徴データは、それだけで個人情報に該当するデータです。

運用では、利用目的に入館認証を明記する、退会した会員の顔データを削除する手順と期限を決める、顔認証を望まない会員にQRコードなど別の方法を用意する、の3点を契約前に決めてください。防犯のために来館者全体の顔を照合する使い方は別の論点で、個人情報保護委員会の[FAQ（Q1-14）](https://www.ppc.go.jp/all%5Ffaq%5Findex/faq1-q1-14%5F/)は、顔識別機能付きカメラでは顔識別機能を用いていることも明らかにして利用目的を特定するよう求めています。同委員会の[顔識別機能付きカメラシステムの資料一覧](https://www.ppc.go.jp/news/camera%5Frelated/)には、令和5年3月に決定した文書とQ&Aがまとまっています。

## 無人ジムの共連れと会員証の貸し借りを防ぐ入退室管理の仕組みと運用ルール

無人ジムの不正入館で多いのは、会員が開けた扉に非会員が続いて入る共連れと、会員証やアプリ画面の貸し借りです。どちらも認証の精度を上げるだけでは止まりません。

### 共連れをフラッパーゲート・人数検知カメラ・アンチパスバックで抑える構成

共連れへの備えは、物理的に1人ずつしか通れない構造にするか、通った人数を数えて記録と突き合わせるかの2系統です。費用と効果の順に並べると、実務では次のようになります。

1. 入口のカメラで通過人数を数え、認証の件数と合わない入館を検知して記録に残す。
2. 入室の記録が無い会員の退室、または入室中の会員の再入室を拒むアンチパスバックを設定する。
3. 入口をフラッパーゲートなど1人ずつ通る機器にする。

小規模な店舗では1と2の組み合わせで足り、フラッパーゲートは設置スペースと費用の面で大型店向けです。アンチパスバックの仕組みと適用範囲は[入退室管理システムとは](https://www.issoh.co.jp/column/details/13506/)の認証方式の章で解説しています。検知した後の対応、つまり共連れが記録された会員への警告や退会措置を会員規約に書いておかなければ、記録は抑止になりません。

### 退館記録を取らない運用で起きる在館者数のずれと無人時間帯の事故対応

出口に認証を置かず、入館の記録だけを取る店舗は少なくありません。この運用では、いま館内に何人いるかがわかりません。深夜に会員が倒れても、館内に人がいること自体が検知されず、発見が翌朝のスタッフ出勤まで遅れることがあります。

無人時間帯がある店舗では、退館時にも認証させるか、カメラの人数検知で在館者数を出す構成にしてください。在館者が一定時間動かない場合に警備会社へ通知する設定と組み合わせれば、事故の初動が早くなります。アンチパスバックを使う場合も退館の記録が前提です。

## 会費決済の失敗や退会を入館権限の停止へ自動でつなぐ会員管理との連携設計

ジムの入退室管理で運営者が最も手を焼くのは、会費が払われていない会員の入館をいつ、どうやって止めるかです。ここは決済サービスの仕様と会員規約の両方で決まります。

### 決済代行の再試行期間と入館停止のタイミングを会員規約とそろえる設計

カード決済の継続課金では、1回の失敗ですぐ未払いが確定するわけではありません。例として、Stripeの[支払いの再試行の仕様](https://docs.stripe.com/billing/revenue-recovery/smart-retries)では、推奨の既定設定が2週間以内に8回の再試行で、回収に失敗した後のサブスクリプションを canceled、unpaid、past\_due のいずれに置くか、または一時停止するかを選べます。失敗のたびに invoice.payment\_failed のWebhookが送られ、attempt\_count で何回目の試行かがわかります。

入館をどの時点で止めるかは、この再試行期間と会員規約の両方に合わせて決めます。最初の失敗で即座に止めるとカードの一時的な残高不足でも入れなくなり、苦情が増える原因です。再試行が尽きた時点で止めるなら、その間の利用を規約上どう扱うかを書いておく必要があります。実務では「失敗の通知と同時に会員アプリで支払い方法の更新を促し、再試行が尽きた時点で入館を止める」設計が無難です。

### スマートロックのAPIで会員ごとの入館権限の付与と取り消しを自動化する例

会員管理と錠をつなぐ処理は、決済や契約のイベントを受けて、錠のAPIで権限を足したり消したりする形で行う連携処理です。たとえば[Akerun APIの仕様（v3）](https://developers.akerun.com/)は、OAuth 2.0で発行したアクセストークン（有効期間90日）を使い、合鍵の発行と削除、入退室履歴の取得、遠隔からの施錠・解錠を提供しています。イベントと処理の対応は次のように整理できます。

| 会員管理側の出来事      | 錠のAPIで行う処理    |
| -------------- | ------------- |
| 入会と初回決済の完了     | 会員の合鍵を発行する    |
| 決済の再試行が尽きた     | 合鍵を削除して入館を止める |
| 支払い方法の更新で決済が成功 | 合鍵を再発行する      |
| 休会の開始と終了       | 期間中だけ合鍵を止める   |
| 退会の確定          | 合鍵を削除し履歴を保管する |

連携の処理が止まると、退会者が入れる状態が残ります。APIの呼び出しが失敗したときの再送と、会員管理と錠の権限を毎日突き合わせて差分を通知する処理まで含めて設計してください。後付けのスマートロックを使う場合は、[SwitchBotのLock仕様](https://github.com/OpenWonderLabs/SwitchBotAPI/blob/main/devices/locks-security/lock.md)のように、施錠と解錠のコマンドと、Webhookで届く錠の状態を前提に組みます。トークンの取得から始める手順は[SwitchBot APIとは？できること・使い方とトークン取得、遠隔操作の仕組み](https://www.issoh.co.jp/tech/details/3342/)で解説しています。

## 非常口の施錠と停電時の動作で無人ジムの入退室管理が建築の法令にかかる場面

無人ジムでは、非会員の侵入を防ぐために出入口をすべて電子錠で閉めたくなります。ただし、避難に使う出口の施錠には建築の法令上の制約があります。

### 建築基準法施行令125条の2で屋内からかぎなしで開ける必要がある出口

[建築基準法施行令第125条の2](https://laws.e-gov.go.jp/law/325CO0000000338)は、屋外の避難階段に通じる出口、避難階段から屋外に出る出口、普段は施錠していて火災などのときに避難に使う出口について、施錠装置を屋内からかぎを用いることなく解錠できるものとし、解錠方法を戸の近くの見やすい場所に表示するよう定めています。同じ施行令の第117条により、この規定は階数が3以上の建築物や延べ面積が1,000平方メートルを超える建築物などに適用されます。階数が3以上のビルに入居するジムは、この規定の適用範囲内です。

退館時にも認証させる構成を採る場合、通常の出入口は退館の記録に使い、非常口は屋内からつまみなどで開けられる錠のままにして、開いたことを検知して通知する設計にしてください。停電やネットワークの停止で電子錠が閉じたままになる製品もあるため、停電時の動作を製品選定の段階で確かめ、ビルの管理会社とも事前に協議します。電気錠の配線工事が絡む範囲は[入退室管理システムの自作：記録・錠制御・電気錠の3段階で見る作れる範囲と外注の判断](https://www.issoh.co.jp/column/details/18570/)で整理しています。

## ジムの入退室管理をパッケージで済ませる条件と個別開発に踏み込む判断基準

ここまでの論点を、既製品で済ませるか、開発に踏み込むかの判断にまとめます。

### ジム向け一体型パッケージで足りる単店舗・単一ブランドの運営条件

会員管理・予約・決済・入館を1つの製品で扱えるジム向けのパッケージがあり、多くの店舗はこれで足ります。次の条件がそろうなら、開発を検討する必要はありません。店舗が1つか、同じブランドで料金体系がそろっている。会員アプリを自社で持つ予定がない。会計や本部の会員データとの連携は、CSVの出力で間に合う。

予約やレッスン枠の管理まで含めて選ぶ場合は、[ジム予約システムとは？機能・料金の選び方とレッスン枠・会員管理から見る自社開発の判断基準](https://www.issoh.co.jp/column/details/15279/)で機能の見方を整理しています。入退室管理システムを単体で選ぶ比較軸は[入退室管理システムの比較：おすすめ製品の選び方を錠の方式・API連携・規模で整理](https://www.issoh.co.jp/column/details/18564/)、扉数ごとの総額は[入退室管理システムの費用相場](https://www.issoh.co.jp/column/details/18566/)で確認できます。

### 複数ブランドの会員基盤や自社アプリと入館をつなぐなら連携部分だけ開発

パッケージで届かなくなるのは、複数のブランドや業態の会員を1つの会員基盤で扱いたい、自社アプリの会員証やポイントと入館をつなぎたい、法人会員や福利厚生サービス経由の利用者を別の料金体系で入館させたい、といった要件です。この場合も、錠と認証端末まで作る必要はありません。APIを公開している既製の錠を使い、会員管理と権限の同期、決済失敗時の停止処理、入館履歴の取り込みだけを開発します。

この分担なら、扉と端末の故障はメーカーの保守、権限の同期の不具合は開発側と、責任の境界が明確になります。既製品の錠を前提に、会員基盤と入館権限、決済の連携を個別に設計する相談は[会員管理システム開発](https://www.issoh.co.jp/service/system/usersystem/)で受け付けており、店舗数と会員の種類から開発範囲を切り分けられます。

### 入館機器を先に決めて会員管理と連携できず二重登録になる失敗パターン

ジムの開業準備でよくある失敗は、内装工事に合わせて錠と認証端末を先に決め、会員管理システムを後から選ぶ順番です。選んだ錠にAPIが無い、または会員管理システム側が対応していないと、入会のたびに会員管理と錠の管理画面へ同じ会員を2回登録する運用になります。退会時の削除漏れもここから生まれます。

会員管理と決済を先に決め、その製品が連携に対応している錠と端末から選ぶ順番にしてください。開業前の資金計画に機器と月額の費用を組み込む方法は[パーソナルジムの事業計画書の書き方](https://www.issoh.co.jp/column/details/12363/)で扱っています。

## よくある質問

ジムの入退室管理システムについて、導入を検討する段階でよく出る質問に答えます。

### 24時間ジムの入退室管理システムにはどんな認証方式がありますか？

主に会員アプリに表示するQRコード、ICカードやキータグ、顔認証の3つです。QRコードは会員の費用がかからず、表示が一定時間ごとに変わる形式なら画面の使い回しを抑えられます。ICカードは操作が簡単な反面、貸し借りを防げません。顔認証は貸し借りに強く、無人時間帯が長い店舗に向きますが、顔のデータは個人情報にあたるため、利用目的の明示と退会時の削除手順が必要です。

### 無人ジムの共連れはどうやって防げばよいですか？

入口のカメラで通過人数を数えて認証の件数と突き合わせる方法と、入室の記録が無い会員の退室を拒むアンチパスバックの組み合わせが、小規模店舗では現実的です。大型店ではフラッパーゲートで1人ずつ通す構造も選べます。どの方法でも、共連れが記録されたときの警告や退会措置を会員規約に書いておかないと、抑止の効果は薄れます。

### 会費が未払いの会員の入館を自動で止められますか？

会員管理・決済と入館が連携している製品なら止められます。決済サービスは失敗した決済を一定期間再試行するため、入館を止める時点は再試行が尽きたときに合わせるのが一般的です。最初の失敗で止めるとカードの一時的な不調でも入れなくなります。止める条件と、その間の利用の扱いは会員規約に書いておいてください。

### ジムの入退室管理システムと予約システムは別々に選ぶべきですか？

単店舗で会員管理・予約・決済・入館を1つの製品で扱えるなら、まとめて選ぶほうが二重登録を避けられます。別々に選ぶ場合は、会員管理と決済を先に決め、その製品が連携に対応している錠と端末を選ぶ順番にしてください。錠を先に決めると、会員の登録と削除を2つの画面で行う運用になりがちです。

### パーソナルジムにも入退室管理システムは必要ですか？

トレーナーが常にいる予約制のパーソナルジムなら、入館の管理は予約システムと物理鍵で足りることが多く、入退室管理システムは必須ではありません。予約の無い時間帯に会員だけで自主トレーニングができる運営にする場合や、無人の時間帯を設ける場合は、会員ごとの入館権限と履歴が必要になり、導入を検討する段階に入ります。

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出典: [入退室管理システムのジム導入：24時間無人運営の認証・共連れ対策と会費連携の判断](<https://www.issoh.co.jp/column/details/18572/>)（株式会社一創）
