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title: "売掛金元帳とは？書き方と記入例、総勘定元帳との照合と保存7年・電子化の判断【2026年版】"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/18480/"
published: 2026-10-18
updated: 2026-10-18
categories: ["会計"]
publisher: "株式会社一創"
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# 売掛金元帳とは？書き方と記入例、総勘定元帳との照合と保存7年・電子化の判断【2026年版】

売掛金元帳は、売掛金がいつ・いくら発生し、いつ回収されたかを取引先ごとに記録する補助簿で、得意先元帳とも呼ばれます。総勘定元帳の売掛金勘定は会社全体の合計しか示さないため、どの取引先にいくら請求が残っているかはこの帳簿で追います。この記事では、5つの欄の書き方を値引きと振込手数料を含む1か月分の記入例で示し、月末に総勘定元帳と照合する手順、法人税法施行規則が定める記載事項と保存期間、電子帳簿保存法の優良な電子帳簿の要件までを扱う構成です。最後に、表計算の元帳を会計ソフトや販売管理システムからの自動生成へ切り替える判断の基準を示します。売掛金という勘定科目そのものの定義や仕訳は[売掛金の仕訳と回収期日60日ルールを解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/16556/)にまとめています。

## まとめ：売掛金元帳は取引先別の補助簿、月次照合と保存要件まで含めて運用

売掛金元帳の役割は、総勘定元帳の売掛金残高を取引先別に分解して見せることです。取引先ごとに口座を分け、日付・摘要・借方・貸方・残高の5欄に、掛売上と入金、値引きや振込手数料の差額を発生順に書きます。

付けて終わりではありません。月末に全取引先の残高を合計し、総勘定元帳の売掛金残高と一致するかを確かめる照合までが1サイクルです。一致しない元帳は、請求漏れも回収漏れも見つけられません。

法人税の青色申告法人は、売掛金について取引先別の記録を残し、7年間保存する義務を負います。電子帳簿保存法の優良な電子帳簿の要件を満たせば過少申告加算税が5%軽減されますが、訂正や削除の履歴を残す機能が要るため、表計算ソフトの元帳では届きません。取引先が増えて照合に毎月半日以上かかるなら、会計ソフトの取引先補助科目か、販売管理の請求データから元帳を自動で作る仕組みへ移る時期です。

## 売掛金元帳とは何か、総勘定元帳・売上帳・請求書控えと役割が分かれる補助簿

会計の帳簿は、すべての取引を記録する主要簿と、特定の科目や取引先を詳しく追う補助簿に分かれます。売掛金元帳は補助簿の1つで、売掛金勘定を取引先別に掘り下げる位置にあります。

### 得意先元帳とも呼ばれる売掛金元帳の定義と、取引先ごとに1口座を設ける構造

売掛金元帳は、掛けで販売した代金のうち、まだ回収していない金額を取引先別に記録する帳簿です。販売管理の現場では得意先元帳、得意先台帳と呼ぶ会社も多く、指す中身は同じです。

構造の特徴は、取引先ごとに独立した口座を持つ点にあります。取引先が40社あれば40の口座があり、それぞれに前月からの繰越残高、当月の売上と入金、月末残高が並びます。紙の帳簿なら取引先ごとにページを分け、会計ソフトなら取引先を補助科目として登録すると、科目の下に口座が1つずつできる形です。

### 総勘定元帳の売掛金勘定との関係、合計が一致する親子の帳簿という位置づけ

総勘定元帳の売掛金勘定は親、売掛金元帳の各口座は子という関係にあります。親の勘定には全取引先分の売上と入金が合算して記録され、子の口座には同じ取引が取引先別に分かれて記録されます。

このため、正しく記帳できていれば、売掛金元帳の全口座の残高を足した額は総勘定元帳の売掛金残高と必ず一致します。簿記では親の勘定を統制勘定と呼び、子の合計と照らし合わせて記帳の誤りを見つける仕組みとして使います。一致しないときは、どこかの取引が片方にだけ記録されているか、取引先を取り違えているかのどちらかです。

### 法人税法施行規則別表二十四が求める売掛金の記載事項と、元帳以外で補う項目

法人税の青色申告法人には帳簿を備える義務があり、[法人税法施行規則（昭和40年大蔵省令第12号）](https://laws.e-gov.go.jp/law/340M50000040012)の第54条は、仕訳帳・総勘定元帳その他必要な帳簿を備え、別表二十四に従って取引を記載するよう定めています。別表二十四の（四）「売掛金に関する事項」が求める記載事項は次のとおりです。

| 記載事項        | 元帳での扱い      |
| ----------- | ----------- |
| 売上先その他の相手方別 | 口座を取引先別に分ける |
| 取引の年月日      | 日付欄         |
| 品名その他給付の内容  | 摘要欄か請求書控え   |
| 数量・単価       | 請求書控えか売上帳   |
| 金額          | 借方・貸方欄      |

品名・数量・単価まで1行ずつ元帳に書く会社は多くありません。その場合は、摘要に請求書番号を残し、請求書の控えや売上帳の明細とすぐに突き合わせられる状態にしておくことで、取引先別の記録として説明がつきます。売掛金元帳は、取引先別の残高を示す帳簿と、明細を示す請求書控えの組み合わせで記載事項をそろえる、と考えると設計を誤りません。

## 売掛金元帳の書き方、掛売上・入金・値引き・振込手数料を1か月分記入する例

書き方の決まりは多くありません。迷いやすいのは、請求額と入金額がずれる行の書き方です。

### 日付・摘要・借方・貸方・残高の5欄に書く内容と、摘要に請求書番号を残す理由

売掛金元帳の欄は、日付・摘要・借方・貸方・残高の5つが基本です。様式によっては、残高の左に「借」「貸」の区分欄を置きます。

- 日付：売上は計上日、入金は入金日を書きます。請求書の発行日ではありません。
- 摘要：「売上」「入金」「値引」などの内容に、請求書番号や何月分の入金かを添えます。
- 借方：売掛金が増えた額です。掛売上の金額を書きます。
- 貸方：売掛金が減った額です。入金、値引き、返品、振込手数料の差額を書きます。
- 残高：前の行の残高に借方を足し、貸方を引いた額です。

摘要に請求書番号を残すのは、取引先から「どの請求に対する入金か」を問われたときと、月末照合で差額の行を探すときに、請求書の控えへ1回でたどり着くためです。総勘定元帳と違い、相手勘定科目を書く必要はありません。

### A社との1か月の取引を記入した例、振込手数料の差額と値引きの行の書き方

A社に対して、前月末に9月分の売掛金33万円が残っている状態から始めます。10月は2回の掛売上があり、1回目の納品分に品質不良の値引きが入りました。月末には9月分が振込手数料660円を差し引いて入金されています。金額は税込で、単位は円です。

| 日付    | 摘要           | 借方      | 貸方      | 残高      |
| ----- | ------------ | ------- | ------- | ------- |
| 10/1  | 前月繰越         |         |         | 330,000 |
| 10/5  | 売上 請求No.1012 | 550,000 |         | 880,000 |
| 10/10 | 値引 No.1012分  |         | 22,000  | 858,000 |
| 10/20 | 売上 請求No.1025 | 110,000 |         | 968,000 |
| 10/31 | 入金 9月分       |         | 329,340 | 638,660 |
| 10/31 | 振込手数料 9月分    |         | 660     | 638,000 |

入金額と手数料を別々の行にしたのは、9月分の33万円が全額消えたことを残高で確かめるためです。手数料を当社が負担する取り決めなら、この660円は支払手数料として処理し、売掛金からは消します。取引先が負担する取り決めなのに差し引かれていた場合は、元帳から消さず、未回収の660円として残して請求し直します。カード会社や決済代行会社から決済手数料を差し引いて入金される売上の記帳は、[クレジット売掛金の仕訳と入金消込を解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/18484/)で取り上げています。

月末残高63万8,000円は、10月の請求額から値引きを引いた額と一致します。前月分が過不足なく回収できたことが、この一致で確認できます。

### 残高が貸方になる過入金・前受けの扱いと、相殺や貸倒れを記入するときの注意

取引先が請求額より多く振り込んだり、同じ請求を2回支払ったりすると、残高がマイナスになり、残高欄の区分は「貸」になります。そのままにせず、返金するか翌月の請求に充てるかを取引先と決め、決算時に残っていれば前受金や預り金への振り替えを検討します。

買掛金との相殺で売掛金を消すときは、相殺の合意書や通知の日付を摘要に書き、貸方に記入します。貸倒れとして処理する場合も、元帳の口座は残したまま貸方に記入し、残高をゼロにする手順が必要です。口座ごと削除すると、過去の取引の記録が帳簿から消えてしまいます。回収が遅れている取引先を年齢表で見つけ、督促から貸倒処理まで進める流れは[滞留債権の年齢表と督促フロー・貸倒処理を解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/16855/)で扱っています。

## 月末に売掛金元帳と総勘定元帳を照合する手順と、合計が合わないときの原因

元帳を正しく付けたつもりでも、合計が合わない月は出ます。照合を毎月の決まった作業にしておくと、差額が小さいうちに原因を特定できます。

### 得意先別残高一覧表を作り総勘定元帳の売掛金残高と突き合わせる月次の4手順

照合は次の順で進めます。

1. 月末時点で、売掛金元帳の全口座の残高を一覧にした得意先別残高一覧表を作る。
2. 一覧表の合計を、総勘定元帳の売掛金勘定の月末残高と比べる。
3. 差額があれば、当月の売上と入金の合計を元帳側と総勘定元帳側で別々に出し、どちらの合計で差が出たかを特定する。
4. 差が出た側の取引を日付順に並べ、もう一方に対応する行が無い取引を探して修正する。

たとえば、A社63万8,000円、B社121万円、C社0円で一覧表の合計が184万8,000円、総勘定元帳の残高が187万円なら、差額は2万2,000円です。前の例の値引きを元帳にだけ記入し、仕訳を起こしていなかった場合にちょうどこの差が出ます。帳簿どうしの照合の考え方は[リコンサイルの照合実務を会計・金融・ITの3分野で整理した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/11075/)でも扱っています。一覧表の残高合計を月商で割れば売掛金回転期間になり、回収の速さを月次で追えます。計算式と業種別の目安は[売掛金回転期間の計算式と月次監視の設計を解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/18482/)で解説しています。

### 差額が出る典型5パターン、転記漏れ・取引先違い・手数料・相殺・締め日のずれ

差額の原因は、ほぼ次の5つに収まります。発生しやすい順に並べました。

| 原因     | 起きる場面     | 見つけ方         |
| ------ | --------- | ------------ |
| 転記漏れ   | 片方にだけ記入   | 合計の差額で検索     |
| 取引先違い  | 似た社名の口座   | 合計は一致し口座で不一致 |
| 振込手数料  | 差額を片方で未処理 | 数百円単位の差額     |
| 相殺     | 買掛金側だけで処理 | 相殺通知の日付      |
| 締め日のずれ | 月末納品の計上月  | 月初の売上行       |

取引先違いは、一覧表と総勘定元帳の合計が一致するため照合では見つからず、取引先からの残高確認や問い合わせで初めて発覚します。合計の一致は必要条件にすぎません。年に1回でも取引先に残高を確認してもらうと、口座ごとの誤りまで拾えます。確認書の記載項目と送付から回収までの手順は[売掛金残高確認書の書き方と差異の扱いを解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/18486/)で整理しています。

## 売掛金元帳の保存期間7年と電子帳簿保存法、優良な電子帳簿で加算税が5%軽減

売掛金元帳は法人税の帳簿として保存義務の対象です。電子データで付けている会社は、電子帳簿保存法の要件をどこまで満たすかで扱いが変わります。

### 法人税法施行規則第59条の保存期間7年の起算日と、紙とデータで変わらない義務

法人税法施行規則の第59条は、青色申告法人に対し、第54条の帳簿を起算日から7年間、納税地に保存するよう定めています。起算日は、帳簿を閉鎖した日が属する事業年度の終了日の翌日から2か月を経過した日です。申告期限の延長を受けていない3月決算の会社なら、2026年3月期の元帳は2026年6月1日から数えて7年間の保存が必要になります。延長を受けている事業年度は、延長した月数の分だけ起算日が後ろにずれます。

保存義務は、紙で付けた元帳でも会計ソフトのデータでも同じです。会計ソフトを入れ替えるときは、旧ソフトの元帳データを7年分読み出せる状態で残すか、紙かPDFに出力して保存する手順を移行計画に入れてください。

### 優良な電子帳簿の3要件と事前届出、表計算ソフトの元帳が要件を満たせない理由

[電子帳簿保存法（平成10年法律第25号）](https://laws.e-gov.go.jp/law/410AC0000000025)の第8条第4項は、財務省令の要件を満たして保存した帳簿に記録された事項で修正申告や更正があった場合、過少申告加算税を5%分軽減すると定めています。隠蔽や仮装があった場合は対象外です。

対象になる帳簿と要件は[電子帳簿保存法施行規則（平成10年大蔵省令第43号）](https://laws.e-gov.go.jp/law/410M50000040043)の第5条にあります。第1項は対象帳簿に売掛金その他債権に関する事項の記載に係るものを含め、あらかじめ税務署長へ届出書を出すことが、適用を受けるための条件です。要件は第5項第1号に3つあります。

- 訂正・削除の事実と内容を確認でき、通常の期間を過ぎて入力した事実も確認できるシステムを使うこと
- 関連する他の帳簿の記録事項と、相互に関連性を確認できること
- 取引年月日・取引金額・取引先で検索でき、日付と金額は範囲指定、2つ以上の項目は組み合わせで検索できること

税務職員からデータの提示や提出を求められたときに応じられるようにしていれば、検索要件のうち範囲指定と組み合わせは不要になります。それでも1つ目の要件が残ります。表計算ソフトのファイルは、セルを書き換えると前の値が残らないため、訂正の履歴を確認できるシステムという条件を満たせません。優良な電子帳簿を目指すなら、履歴を自動で残す会計ソフトか業務システムで元帳を作ることが前提です。会計システムが満たすべき法令要件の全体は[財務会計システムの機能範囲と法令要件を解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/10647/)で整理しています。

## 売掛金元帳を手書き・表計算から会計ソフトや販売管理システムで自動生成する設計

売掛金元帳を表計算で付けている会社の多くは、同じ売上を請求書、元帳、会計ソフトの仕訳と3回入力しています。自動生成に切り替える方式は2つです。

### 会計ソフトの取引先補助科目で元帳を出す方式と、請求データとの二重入力の問題

1つ目は、会計ソフトで売掛金勘定の下に取引先を補助科目として登録する方式です。仕訳を入力するときに補助科目を選べば、補助元帳として取引先別の売掛金元帳がそのまま出力されます。総勘定元帳と同じ仕訳から作られるため、合計が合わないという問題は起きません。

弱点は、請求書を別のソフトや表計算で作っている場合に、請求データと仕訳を二重に入力する点です。請求書に載せた明細と会計ソフトの仕訳の金額がずれても、どちらも気づけません。取引先が数十社で請求が月100件程度までなら、月末に請求一覧と補助元帳の合計を比べる作業を1つ足すだけで、この方式で十分回ります。

### 販売管理の売上明細と入金消込から得意先元帳を作るデータの流れと得意先マスタ

2つ目は、販売管理システムの売上明細と入金消込の結果から得意先元帳を作り、会計ソフトには仕訳だけを連携する方式です。データは次の順で流れます。

1. 受注・出荷のデータから売上明細を計上し、得意先元帳の借方行を作る。
2. 締め日ごとに請求書を発行し、請求番号を売上明細に付ける。
3. 入金データを請求に消し込み、消込結果から元帳の貸方行を作る。
4. 売上と入金の合計を仕訳にして会計ソフトへ送る。

この方式の要は得意先マスタです。取引先コード、締め日、回収サイト、振込名義のカナを1か所で管理し、請求と元帳と消込が同じコードを参照するように作ります。振込名義と取引先コードの対応が整っていないと、手順3の消込が手作業に戻り、元帳の貸方行の記録が遅れる原因です。消込の業務フローと例外の扱いは[入金消込と売掛金照合の業務フローを解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/15723/)で詳しく扱っています。

## 売掛金元帳のシステム化を決める得意先数と例外処理の量、見送ってよい会社の条件

元帳の自動生成は、どの会社にも見合うわけではありません。判断は取引先の数より、請求と入金がずれる例外の量で決まります。

### 表計算の元帳で回る規模と、会計ソフトの補助科目へ移すべき取引件数の目安

取引先が10社前後で、毎月の請求が1社1件、入金もほぼ請求どおりという会社なら、表計算の元帳で困ることはありません。月末照合も30分ほどで終わります。この段階でシステムを新しく入れるのは過剰です。

取引先が30社を超えるか、照合に毎月半日以上かかるようになったら、会計ソフトの取引先補助科目へ移す時期です。会計ソフトを既に使っている会社なら、設定を変えるだけで追加の費用はほとんどかかりません。表計算の元帳を並行して付け続けると入力が倍になるため、移行した月から表計算の元帳は止めてください。Excel管理全体を見直す件数の目安は、親記事の売掛金の解説で示しています。

### 消込の例外が多く元帳と請求が二重管理の会社は、会計・販売の連携開発を検討

開発まで検討する価値があるのは、次の条件が重なる会社です。請求書を販売管理システムで発行しているのに、元帳は表計算や会計ソフトに手で入れ直している。合算入金や一部入金、振込名義の違いが月に数十件あり、消込と元帳の更新に担当者1人が数日かかっている。優良な電子帳簿の要件を満たして過少申告加算税の軽減を受けたい。

この場合、販売管理の請求データを正として得意先元帳を自動で作り、会計ソフトへは仕訳だけを送る連携を組むと、二重入力と照合の差額がまとめて消えます。既存の販売管理と会計ソフトを残したまま、得意先マスタの統一と連携部分だけを作る進め方も、選択できる方法の1つです。請求から元帳、仕訳までを一貫して設計するなら[会計・経理システム開発](https://www.issoh.co.jp/service/business%5Fsystem/accounting/)のように、会計側の要件と電子帳簿保存法の要件を両方扱える相談先を選ぶと、手戻りが減ります。パッケージの債権管理システムで足りるかどうかの比較は[債権管理システムの機能とExcel管理から移る判断基準を解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/10654/)で確かめられます。

逆に、例外がほとんど無く請求と入金がそろっている会社は、開発の効果が出ません。会計ソフトの補助科目と月次照合で十分です。

## よくある質問

売掛金元帳について、よく挙がる質問に答えます。

### 売掛金元帳は必ず作らなければなりませんか？

青色申告法人は、法人税法施行規則第54条と別表二十四により、売掛金について売上先その他の相手方別に取引の年月日、内容、数量、単価、金額を記載する義務を負います。売掛金元帳という名前の帳簿でなくてもかまいませんが、取引先別の記録は必要です。会計ソフトの取引先補助科目で出力した補助元帳と請求書の控えを組み合わせれば、この記録として扱えます。白色申告の場合も、取引先別の残高が分からなければ回収漏れに気づけないため、作成を勧めます。

### 売掛金元帳と売上帳の違いは何ですか？

売上帳は売上の取引を発生順に記録する帳簿で、掛売上も現金売上も含みます。売掛金元帳は掛売上で生じた売掛金だけを取引先別に記録し、入金で残高が減るところまで追います。売上帳で分かるのは「いつ何を売ったか」、売掛金元帳で分かるのは「どの取引先にいくら未回収か」です。売上帳の掛売上の行は、売掛金元帳の借方の行と1対1で対応します。

### 売掛金元帳の摘要欄には何を書けばよいですか？

取引の内容と、元の書類へたどれる番号を書きます。売上なら「売上 請求No.1012」、入金なら「入金 9月分」、値引きなら「値引 No.1012分」のように、どの請求に対する取引かが分かる形にします。総勘定元帳と違い、相手勘定科目は書かなくてかまいません。振込手数料の差額や相殺は、取り決めや通知の内容が分かる語を添えておくと、取引先との照合で説明が早くなります。

### 売掛金元帳はエクセルで作っても問題ありませんか？

記帳と保存の義務を満たすことはできます。取引先ごとにシートを分け、日付・摘要・借方・貸方・残高の5列で付け、保存期間の7年間データを残してください。ただし、セルの書き換えで前の値が消えるため、電子帳簿保存法の優良な電子帳簿の要件のうち訂正・削除の履歴を確認できる要件は満たせず、過少申告加算税5%軽減の対象にはなりません。総勘定元帳との照合も手作業になるため、取引先が30社を超えたら会計ソフトへの移行を検討してください。

### 売掛金元帳と買掛金元帳は何が違いますか？

記録する債権債務の向きが逆です。売掛金元帳は自社が取引先から受け取る代金を得意先別に記録し、借方で増え貸方で減ります。[買掛金元帳](https://www.issoh.co.jp/column/details/18488/)は自社が仕入先へ支払う代金を仕入先別に記録し、貸方への記録で増え、借方への記録で減る仕組みです。法人税法施行規則別表二十四でも（四）売掛金と（五）買掛金に分かれ、どちらも相手方別に品名・数量・単価・金額の記載が求められます。買掛金の仕訳と未払金との違いは[買掛金の仕訳と未払金との違いを解説した記事](https://www.issoh.co.jp/column/details/16560/)で扱っています。

## 関連記事

- [与信管理の方法とは？審査・与信限度額の決め方と途上与信の実務手順【2026年版】](https://www.issoh.co.jp/column/details/16563/)：売掛金元帳の残高を与信限度額と比べて管理する方法を扱っています。
- [債務管理とは？買掛計上から支払サイト管理・支払消込までの業務設計と債権管理との違い](https://www.issoh.co.jp/column/details/17282/)：買掛金側の記帳と支払消込の業務設計を解説しています。

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出典: [売掛金元帳とは？書き方と記入例、総勘定元帳との照合と保存7年・電子化の判断【2026年版】](<https://www.issoh.co.jp/column/details/18480/>)（株式会社一創）
