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title: "オンボーディング研修の設計｜OJT・OFF-JTの分担と3か月のカリキュラム、LMSでの進捗管理"
url: "https://www.issoh.co.jp/column/details/18394/"
published: 2026-10-16
updated: 2026-10-16
categories: ["人事労務"]
publisher: "株式会社一創"
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# オンボーディング研修の設計｜OJT・OFF-JTの分担と3か月のカリキュラム、LMSでの進捗管理

オンボーディング研修は、入社者が3か月後に一人で回せる業務から逆算し、何を集合研修で教え、何を現場のOJTに任せるかを分担表に落とすところから始まります。この記事では、OJT・OFF-JTとの違いと分担の線引き、入社前・初週・配属後の3区間で組むカリキュラム、中途入社者向けの削り方、教材の作り方と効果の測り方を順に整理する構成です。後半では、入社者ごとの研修割当と受講記録をLMS・eラーニングでどう持つか、表計算で回してよい会社とシステムを入れるべき会社の分かれ目を、開発会社の視点で示します。

## まとめ｜オンボーディング研修はOJTとOFF-JTの分担表と受講記録の置き場所で決まる

オンボーディング研修とは、入社前から3か月前後までの受け入れのうち「教える」部分を、集合研修やeラーニング（OFF-JT）と現場指導（OJT）に割り振って計画したものです。全員に共通する知識は入社初週のOFF-JTでまとめて渡し、職種固有の業務は配属後のOJTで覚えてもらう。この線引きを文書にしておかないと、同じ説明を人事と現場が二重に行うか、どちらも教えないまま抜け落ちます。

カリキュラムは入社前・初週・配属後1〜3か月の3区間で組みます。初週に座学を5日詰め込むより、2〜3日で切り上げて配属先の業務に早く触れさせたほうが、配属先になじむまでの時間は短くなる。研修時間は、参加を義務づけた時点で労働時間として扱う必要があります。

仕組みの面では、受講記録の正本を1か所に決めることが先です。年間の入社が10名に満たず職種も少ないなら、表計算の受講管理表で足ります。入社が通年で続き職種別に研修を出し分けるなら、人事マスタの入社日と職種から研修を自動で割り当てるLMSを検討する段階です。

## オンボーディング研修とは｜新人研修・OJT・OFF-JTとの違いと研修が担う範囲

言葉の整理から入ります。オンボーディング全体の定義と、内定から3か月までの工程表は[オンボーディングとは？意味と入社前〜3か月の工程、システム化する範囲の判断](https://www.issoh.co.jp/column/details/17843/)で扱っており、ここでは研修に絞って説明します。

### オンボーディング研修の定義｜入社前から3か月の受け入れ工程のうち教える部分

オンボーディングは、入社手続き・業務環境の準備・人間関係づくり・業務の習得の4つを含む受け入れ全体を指します。このうち「業務の習得」と、その前提になる社内ルールや業務システムの使い方を教える部分が、オンボーディング研修です。

従来の新人研修との違いは、研修を行う期間と受講の対象です。新人研修は入社直後の数日から数週間の集合研修を指すことが多く、新卒の一括入社を前提にしています。オンボーディング研修は入社前の事前学習から配属後3か月のOJTまでを1本の計画として扱い、通年で入ってくる中途入社者も対象に含めます。集合研修は、その計画の中の1つの部品という位置づけです。社員ではなく顧客を対象にした立ち上げ支援は[カスタマーサクセスのオンボーディング設計](https://www.issoh.co.jp/column/details/18396/)で別に整理しています。

### OJTとOFF-JTの違いと分担｜集合研修で揃える知識と現場で覚える業務の線引き

OJTは配属先の上司や先輩が実際の仕事を通じて教える方法、OFF-JTは職場を離れた集合研修やeラーニングで教える方法です。オンボーディング研修を設計するときは、教える内容を次の基準で振り分けます。

| 振り分けの基準      | OFF-JTに置く内容        | OJTに置く内容         |
| ------------ | ------------------ | ---------------- |
| 全社共通か        | 就業規則・情報セキュリティ・経費精算 | 部署独自の手順・取引先ごとの慣習 |
| 正解が文書化されているか | 規程・マニュアルがある業務      | 判断に経験が要る業務       |
| 受講の証跡が要るか    | 個人情報保護・コンプライアンス    | 証跡が不要な日常業務       |
| 教える人の数       | 講師1人で数十人に教えられる     | 指導役1人が1〜2人を担当    |

表の3行目は見落とされがちな基準です。個人情報の取り扱いや情報セキュリティのように、受講したことを後から証明する必要がある内容は、現場の口頭指導に任せず、記録の残るOFF-JTに置きます。用語としてのOFF-JTのメリットや費用は[OFF-JTとは？OJTとの違い・メリットと実施率、研修時間の賃金と助成金の要件](https://www.issoh.co.jp/column/details/9462/)で詳しく解説しています。

### 計画的OJTは正社員で60.6％｜令和7年度能力開発基本調査に見る実施状況

厚生労働省が2026年7月31日に公表した[令和7年度「能力開発基本調査」](https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage%5F00233.html)によると、正社員に対して計画的なOJTを実施した事業所は60.6％で、前回から0.5ポイント下がりました。正社員以外に対しては25.1％にとどまります。OFF-JTを受講した労働者は37.3％でした。

裏を返せば、正社員でも4割の事業所はOJTを計画なしで回しています。計画のないOJTでは、指導役の繁忙や得意分野によって教わる範囲が入社者ごとに変わる。同じ調査で、能力開発や人材育成に何らかの問題があるとした事業所は80.1％に上ります。オンボーディング研修を設計する価値は、OJTを「誰が・いつ・何を教えるか」の計画に変えるところにあります。

## オンボーディング研修のプログラム設計｜入社前・初週・配属後の3区間カリキュラム

ここからはプログラムの中身です。区間ごとに目的が違うため、教える内容と手段も変えます。

### 入社前の研修｜内定者向けeラーニングで渡す内容と受講を義務にするときの扱い

入社前の区間で渡すのは、初日に説明すると時間を取られるが、読めば分かる内容です。会社の事業と組織図、初日の持ち物と集合場所、使う業務システムの一覧、社内用語集あたりが中心になります。動画や資料をeラーニングで配信しておくと、初日の座学を半日ほど短くできる。eラーニングの仕組みと配信形式の種類は[eラーニングとは？仕組み・種類・メリットと導入で失敗しない進め方を解説](https://www.issoh.co.jp/column/details/13561/)にまとめています。

注意したいのは扱いです。[労働時間の適正な把握のためのガイドライン](https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/hourei%5Fseido%5Ftetsuzuki/roudoukijun%5Fkeiyaku/roudoujikan-guideline.html)は、参加が業務上義務づけられている研修・教育訓練の受講や、使用者の指示で業務に必要な学習をした時間を労働時間に当たるとしています。入社後の研修はこの基準で判断し、入社前の課題は受講を義務にするかどうかで扱いが変わりうるため、設計の段階で労務担当と線を引いておきます。義務にしないなら、未受講でも初日に困らない内容に絞るのが安全です。

### 入社初週の集合研修｜就業規則・情報セキュリティ・業務システム操作の順番

初週の集合研修は、配属先に出る前に全員が同じ状態になっていることを目的にします。順番の例は次のとおりです。

1. 初日午前：就業規則・勤怠の打刻・経費精算など、当日から必要になる手続き
2. 初日午後：情報セキュリティと個人情報の取り扱い（受講記録を残す）
3. 2日目：メール・チャット・ファイル共有・業務システムの操作を実機で確認
4. 3日目：事業と製品の説明、配属先の業務の全体像、メンターとの顔合わせ

セキュリティを初日に置くのは、アカウントを渡した直後から社内データに触れるためです。業務システムの操作は、説明を聞かせるより、入社者自身のアカウントでログインして1件登録してもらうほうが早く身につきます。新卒の一括入社でも、集合研修は3日程度で切り上げ、残りは配属先での実務に回すと、現場の人と過ごす時間を初週のうちに確保できます。

### 配属後1〜3か月のOJT｜指導役とメンターを分け、週次の振り返りで進度を測る

配属後は、業務を教える指導役と、悩みを聞くメンターを別の人にします。指導役は同じチームの先輩、メンターは部署の違う社員が向いている。業務の評価者と相談相手が同じ人だと、つまずきを打ち明けにくくなるからです。

OJTを計画にするには、3か月で任せる業務を週単位の段階に分け、週に1回15分ほどの振り返りで「今週できるようになったこと」と「来週任せること」を記録します。記録の様式は、業務名・到達段階（見学／補助付きで実施／単独で実施）・確認日・確認者の4列があれば十分です。この4列がそろっていれば、後で紹介するLMSにOJTの記録を取り込むときも項目がそのまま使えます。

### 中途入社者向けの研修｜新卒と同じカリキュラムを流用しないための削り方

中途入社者に新卒向けのカリキュラムをそのまま受けさせると、ビジネスマナーや一般的なPC操作のように経験者には不要な時間が混ざり、研修そのものへの評価が下がります。一方で、社内の承認経路、使っている業務システム、社内用語は経験者でも知りません。

削り方は、新卒カリキュラムの各項目を「社会人共通」と「この会社固有」に分け、前者を中途向けから外すことです。残る「この会社固有」の項目は、入社日がばらばらな中途入社者のために、集合研修ではなくeラーニングと初週の個別説明で渡す形にしておくと、1人の入社でも研修が成り立ちます。

## 研修内容の作り方と効果の測り方｜3か月後の到達目標から教材を逆算する手順

カリキュラムの枠ができたら、各区間に入れる教材と、効果を確かめる方法を決めます。

### 到達目標から研修項目を洗い出す｜職種ごとに一人で回せる業務を書き出す

教材づくりは、職種ごとに「3か月後に一人で回せている業務」を5〜10個書き出すところから始めます。営業職なら「既存顧客の定例訪問の準備と報告書の提出」、経理なら「月次の経費精算の締め処理」のように、業務の名前で書く。次に、その業務に必要な知識・システム操作・社内の相談先を洗い出し、全社共通のものはOFF-JTの教材に、職種固有のものはOJTの段階表に振り分けます。

この作業の成果物は、職種と業務とスキルの対応表になります。タレントマネジメントのスキルマップと同じ構造で、作っておけば入社後の評価や配置にも流用できる。項目の粒度の決め方は[タレントマネジメントの項目一覧と決め方｜スキルマップ設計とシステム要件への落とし込み](https://www.issoh.co.jp/column/details/16033/)が参考になります。

### 理解度テストと現場評価の組み合わせ｜受講完了率だけで効果を判断しない理由

eラーニングを入れると、受講完了率が真っ先に数字として出てきます。ただ、完了率が100％でも、配属後に同じ質問が現場で繰り返されるなら研修は効いていません。効果は3段階で見ます。

- 研修直後：理解度テストの正答率（OFF-JTの教材ごとに5〜10問）
- 1か月後：OJTの段階表で「単独で実施」に達した業務の数
- 3か月後：試用期間の評価で、到達目標の業務を一人で回せているか

3つを入社者単位で並べると、テストの正答率は高いのに現場で単独実施に進まない項目が見えてきます。その項目は教材ではなくOJTの側に課題があるため、指導役の手順を見直す対象になる。この比較ができるかどうかは、テストの結果とOJTの記録が同じ入社者IDで紐づいているかで決まります。

## LMS・eラーニングで研修を配信する要件｜受講割当・進捗管理・受講記録の形式

研修を仕組みで回す段階に進むと、LMS（学習管理システム）の要件が論点になります。LMSそのものの機能と選び方は[LMSとは？学習管理システムの機能・選び方・自社開発の判断軸を解説](https://www.issoh.co.jp/column/details/13302/)で扱っているため、ここではオンボーディング研修に固有の要件に絞ります。

### 入社者ごとの受講割当の自動化｜人事マスタの入社日と職種から研修を割り当てる

通年で中途入社者を受け入れる会社では、研修の割当を人事担当が手で行うと、入社日と職種の組み合わせごとに漏れが出ます。LMSに求める要件は、人事マスタに入社日・所属・職種が登録された時点で、その組み合わせに応じた研修セットを自動で割り当て、入社日から数えた期限を付けることです。

そのために、LMSが人事システムからユーザーと属性を受け取れるかを確認します。CSVの手動取込しかできない製品だと、入社のたびに取込作業が発生し、割当の自動化は形だけになる。APIやSCIMでユーザーを受け取れるか、職種などの属性で受講グループを自動編成できるかが、製品選定での確認点です。

### SCORMとxAPIの違い｜OJTの記録まで同じ形式で残すときに選ぶ規格

eラーニング教材の受講記録をLMSに返す規格として長く使われてきたのがSCORMで、LMSの中で再生する教材の進捗と得点を扱います。これに対してxAPI（Experience API）は、LMSの外で起きた学習も「誰が・何をした・何を対象に」の文で記録できる規格です。xAPIはIEEEで[IEEE 9274.1.1-2023](https://standards.ieee.org/ieee/9274.1.1/7321/)として標準化され、2023年10月に公開されました。仕様を管理するADLの[xAPI-Specリポジトリ](https://github.com/adlnet/xAPI-Spec)では、1.0.3が旧版で現行はxAPI 2.0と案内されています（2026年10月時点）。

オンボーディング研修でxAPIが効くのは、OJTの段階到達も同じ形式で残せる点です。たとえば、入社者が情報セキュリティの教材を修了した記録は、LRS（学習記録の保存先）へ次のような文として送られます。

```
POST /xapi/statements
Content-Type: application/json
X-Experience-API-Version: 2.0.0

{
  "actor": {
    "objectType": "Agent",
    "account": { "homePage": "https://hr.example.co.jp", "name": "E20261001" }
  },
  "verb": {
    "id": "http://adlnet.gov/expapi/verbs/completed",
    "display": { "ja-JP": "修了" }
  },
  "object": {
    "id": "https://lms.example.co.jp/courses/security-basic",
    "definition": { "name": { "ja-JP": "情報セキュリティ基礎" } }
  },
  "result": { "completion": true, "score": { "scaled": 0.85 } },
  "timestamp": "2026-10-05T10:30:00+09:00"
}
```

actorを社員番号（name）で表しているのは、メールアドレスだと異動や改姓で変わり、人事マスタと突き合わせにくくなるためです。OJTの記録も、objectを「経費精算の締め処理」、resultを到達段階にすれば同じ形で残せます。教材がSCORMだけで足り、OJTの記録を表計算で持つなら、xAPI対応を選定条件にする必要はありません。

### 受講記録の正本をどこに置くか｜LMS・研修管理システム・オンボーディングの境界

研修の記録は、置き場所を決めないと複数のシステムに散らばります。eラーニングの受講記録とテストの得点はLMSが正本、集合研修の日程と出欠は研修管理システムが正本、と役割を分けるのが基本です。両者の違いは[研修管理システムとは？集合研修の運営を一元化する機能とLMSとの違い・自社開発の判断軸](https://www.issoh.co.jp/column/details/15993/)で整理しています。

オンボーディングの仕組み側は、記録そのものを持たず、「この入社者が受けるべき研修がどこまで済んだか」の完了状況だけを受け取ります。入社手続きやアカウント発行と研修の進捗を同じ画面で見る構成は[オンボーディングシステムの選び方｜必要な4機能と連携設計、SaaSと自社開発の費用](https://www.issoh.co.jp/column/details/18392/)で扱っています。

## オンボーディング研修にLMSを入れる会社と表計算で回す会社の判断基準

すべての会社がオンボーディング研修のためにLMSを入れる必要はありません。判断の軸は、入社の頻度と、研修を出し分ける職種の数です。

### 年間の入社人数と職種数で見る目安｜年10名未満なら表計算と動画共有で足りる

次の表は、受講割当と記録の手間がどこで手作業の限界を超えるかを基準にした目安です。

| 状況                  | 研修の持ち方                |
| ------------------- | --------------------- |
| 年間の入社10名未満・職種1〜2    | 表計算の受講管理表と社内の動画共有     |
| 年間の入社10〜30名・新卒一括が中心 | 既製のLMSで教材配信と受講記録を一元化  |
| 中途入社が通年・職種別の研修セットあり | 人事マスタと連携した自動割当まで検討    |
| OJTの到達記録まで横断して見たい   | xAPI対応のLMSか、記録基盤の個別開発 |

年に数名の入社なら、研修の割当は人事担当が覚えていられる量で、表計算の受講管理表と動画の共有フォルダで十分に回ります。この規模でLMSを入れても、教材の登録とユーザー管理の手間が受講管理の手間を上回る。逆に、中途入社が毎月あり職種ごとに研修セットが違う会社では、割当漏れと期限超過を人が追えなくなるので、自動割当の仕組みを検討する段階です。

### 既製LMSで足りない条件と自社開発を検討する場面｜作り込みすぎる失敗も含めて

まず既製のLMSを検討するのが妥当な出発点です。自社開発やカスタマイズを候補に入れるのは、人事マスタが自社開発の人事システムや基幹システム側にあり、既製LMSがCSV取込でしかユーザーを受け取れない場合や、OJTの段階到達を職種別の段階表と結びつけて記録したい場合、グループ会社や派遣社員を含めて同じ研修を配信し、所属ごとに受講状況を分けて見たい場合です。

失敗パターンとして多いのは、オンボーディング研修のためだけに教材配信の機能を一から作り込むことです。動画の再生やテストの採点は既製品で十分に揃っており、作るべきは人事マスタとの連携、職種別の割当ルール、OJT記録の取り込みといった会社固有の部分に限られます。当社では、人事マスタと連携した研修の自動割当や、xAPIでOJTまで記録するLMSの設計・開発を受託しています。既製品で足りるかどうかの切り分けから相談したい段階で、[eラーニングシステム開発（LMS）](https://www.issoh.co.jp/service/system/elearning/)のページから、現在の研修一覧と受講管理の方法を添えてお問い合わせください。既製品で足りる場合はその旨をお伝えします。

## よくある質問

オンボーディング研修の設計と運用について、人事・教育担当者から寄せられることの多い質問に回答します。

### オンボーディング研修の期間はどのくらいが目安ですか？

入社前の事前学習から、配属後3か月までを1つの期間として扱う会社が多いです。集合研修は2〜3日、長くても1週間程度に収め、残りはOJTの段階表で進めます。試用期間を3か月としている会社は、その評価と研修の終了を合わせると、到達目標の確認を1回で済ませることが可能です。独り立ちまで半年以上かかる職種でも、3か月で一度到達度を確認し、残りの計画を引き直すと期間の間延びを防げます。

### オンボーディングとOJTはどう違いますか？

OJTは配属先で仕事を通じて業務を教える方法で、オンボーディング研修を構成する手段の1つです。オンボーディング研修はOJTに加えて、入社前のeラーニングや初週の集合研修といったOFF-JTも含み、全体を3か月の計画として組みます。OJTだけで受け入れると、就業規則や情報セキュリティのように全員が同じ内容を受けるべき項目が、指導役によって抜け落ちやすくなります。

### オンボーディング研修にはどんな内容を入れればよいですか？

全社共通で文書化された内容（就業規則、勤怠と経費精算の手続き、情報セキュリティ、業務システムの操作、事業と組織の説明）をOFF-JTに、職種固有で経験が要る内容をOJTに入れます。具体的な項目は、職種ごとに3か月後に一人で回せる業務を書き出し、そこから必要な知識と操作を逆算して決める手順です。他社の研修項目をそのまま写すと、自社に不要な項目が混ざり、必要な社内固有の項目が抜けます。

### オンボーディング研修の時間は労働時間に含まれますか？

厚生労働省のガイドラインでは、参加が業務上義務づけられている研修・教育訓練の受講や、使用者の指示で業務に必要な学習を行った時間は労働時間に当たるとされています。入社後の集合研修やeラーニングを必須にするなら、勤務時間内に組むか、時間外であれば賃金の支払い対象になります。入社前の課題の扱いは義務づけの有無で変わりうるため、労務担当や社会保険労務士に確認してから設計してください。

### オンボーディング研修はオンラインやリモートでも実施できますか？

就業規則や業務システムの操作といったOFF-JTの多くは、eラーニングとWeb会議で実施できます。録画した動画と理解度テストをLMSで配信すれば、入社日がばらばらな中途入社者にも同じ内容を届けられる。一方、配属先の人との関係づくりは画面越しだと進みにくいため、フルリモートの会社でも、初週に1回は対面でメンターと会う日を設けるか、オンラインで毎日短い時間の顔合わせを入れる設計が向いています。

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出典: [オンボーディング研修の設計｜OJT・OFF-JTの分担と3か月のカリキュラム、LMSでの進捗管理](<https://www.issoh.co.jp/column/details/18394/>)（株式会社一創）
